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2012.04.22 (Sun)

吉田都の魅力 その2

司会:その後サドラーズでプリンシパルになられ、ロイヤルバレエにプリンシパルとして
移籍されるのですが、移籍に対して周りの反応はどうでしたか?
私は、日本で大きく新聞に取り上げられていたのをすごく覚えているのですが。
都:そうなんですか?周りの反応は…そうですね……どうでしょう。
司会:それほど驚かれなかったのは、自然なこととして受け止められたんでしょうね。
ロイヤルバレエに移籍され、どんな風にかわりましたか?
都:ロイヤルバレエは劇場を持っているので、基本的にツアーがないのが
一番大きな違いでしたね。それに、プリンシパルとして入ったので
毎日踊るわけではなかったので、3、4日空いて踊るというふうだったので
今まで、毎日踊っていたのが、間が空くというところでの身体の管理が難しかったですね。
司会:当時は、同じプリンシパルとしてギエムさんがおられましたが
彼女と比べられたりとかいうことはありませんでしたか?
都:それは、私にできることをするしかありませんので、それほどなかったですが
一度、シルヴィの代役で踊らなくてはいけないときがあって、
その時は、さすがにいやだな…と思いましたね。
彼女を見に来られているお客様の前で踊らなくてはいけないのでね。
でも、その時に私の踊りを見て気に入って下さってそれから
見に来て下さるようになった方もいらっしゃいますし、
逆に、私は代役なんだから……と気楽に踊れるところもありましたので
自分の踊りを見に来たお客様のために!というのよりもプレッシャーは
軽いというところもあり、半分半分でしたね。
司会:都さんが、踊りの中で一番大切にしてらっしゃることは何ですか?
都:表現力もですが、やっぱり「基礎」ですかね。
基礎がしっかりしていなくては表現もできないですし、
逆に「基礎」を大事にしすぎるので、表現としてはあっさりしすぎていると
言われることもありましたね。
司会:(ジゼルの舞台写真をスクリーンに映して)こちらはジゼルという演目ですが
大まかにストーリーを説明し、アルブレヒトのような男性をどう思われますか。
都:若い頃は、絶対許せない!と思っていましたが、年と共に変わってきましたね。(笑い)
ジゼルは好きな役で、未だに多くリクエストをいただく役なんですが
2幕の精霊のふわっとした重力を感じさせない踊りをするのは、
身体にものすごく負担がかかるので、早いうちにギブアップした役の一つですね。
司会:都さんの当たり役といわれる役はいろいろありますが、
シンデレラ、青い鳥  と言ったところで、都さんが「え?それは…」
(客席もざわざわ、青い鳥って多分青い鳥のパドドゥのフロリナのことだろうけど
都さんのフロリナはほとんど見たことも聞いたこともないですね。)
私の資料ではそうなっているんですが、違いますか?失礼しました。
くるみ割り人形の金平糖の精 などがありますが
同じ役を繰り返し踊るのはどんな感じなんですか?
都:同じ役でも金平糖は3つのバージョンがありますし、同じ役でも
毎日踊るたびに違う発見もあったりして、日々変わっていきますね。
司会:都さんは身長的にどんなパートナーとでも踊ることができるそうですが
パートナーとの相性もいろいろなんでしょうね。
都:そうですね。仕事場だけでしか話したりもしないパートナーが多いですが
フェデリコ・ボネッリさんとはプライベートでもお食事にいったりしますし
仲のよいパートナーですね。
パートナーによって何か失敗があったときにズバリと言った方がいいのか
触れないのがいいのか、性格によっていろいろなんでそれは気を遣います。
司会:パートナーと言えば、プライベートでのパートナーとして
ご結婚されましたご主人は、バレエとは関係のない方ですよね。
都:全くバレエとは関係ないサッカー関係の人なんですが
身体作りのこととかトレーニング法でアドバイスをもらったりはしています。
最近は、サッカー選手がバレエのエクササイズを取り入れたりということも
されていて、サッカーとバレエは同じような筋肉の使い方をする部分が多いようですね。
司会:そして、2006年にロイヤルバレエではゲストプリンシパルになられ、
拠点を日本に移されて、Kバレエに入団されましたが、日本のバレエ団は違いましたか?
都:Kバレエはロイヤルにいた熊川君がされているので、イギリス風にしている部分も
多いと思いますが、イギリスとは環境が大きく違って大変でした。
ロイヤルではバレエ団内にフィジオというメンテナンス部門やドクターがいて
バレエ団の中でレッスンからメンテナンスまで全てできたのが
日本では、メンテナンスにそれぞれ別の場所に行かなくてはいけないのが
大変でしたね。
司会:さきほど聞き忘れた事があったのですが、ロイヤル時代に腰を
痛めてしばらく踊れなかったときのお話を聞かせて下さい。
都:それはちょうど、ロイヤルの何年かぶりに生中継されるという舞台で
その主役に選んで頂いてすごくうれしかったのですが、その舞台の前日に
腰を痛めて、立てなくなってしまいました。
あまりのショックにその現実を受け入れたくなかったんでしょうね、
明日になれば踊れるんじゃないか、と軽く考えていましたが、
やはり次の日になっても立てなくて、それからしばらく寝たきりの生活でした。
そのケガをして、しばらくはなぜこうなったのかずっと考えていました。
その舞台に主役に選ばれてうれしくて一生懸命練習し、リハーサルし
オーバーワークになっていたのかな?と
練習はできるだけたくさんしたいけれど、がんばりすぎて本番に踊れなくては
意味がないと気付きました。今でも悩むのですが、その配分をちゃんとしないといけない。
その日の舞台で踊れないことがショックで、その本番の時間が早く終わってくれ!
という気持ちでした。その、本番の時間になると、団のその時オフだったダンサー仲間たちが
来てくれて、ベッドの周りでわいわい騒いで楽しく過ごしてくれました。
それは本当に有り難かったですね。そのときに、周りの人のこういう力があって
自分は舞台に立ててるだなと実感しましたね。
  続く
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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