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2012.04.21 (Sat)

NHK文化センター吉田都の魅力

本日4/21(土)NHK文化センター大阪での
「吉田都の魅力」に行ってきました。
会場が最初の案内と変わっていて大きな会議室になっていました。
1時から開始なので、12時半くらいに会場に入ると
既に前方から真ん中くらいまで一杯の人で後ろの方しか空席がなく
後ろの方に座りました。参加者は250名とのこと。
参加者は老若男女、様々な顔ぶれで、きれいなシニヨンにまとめた
バレエ少女の姿も目立ちました。
縦に長い会場の壇上正面に大きなスクリーンと
真ん中の両端にテレビが2台置かれていて、
映像も見せてくれるんだ、と期待が膨らみました。
そして、5分前に司会の女性が登場。NHK大阪文化センターの方とのこと。
少し会場の空気を和ませ、そして時間になると、
司会者の「さあ、お待ちかねの都さんの登場ですが、
会場後方の扉にご注目下さい!」との声に
一斉にみんながそこに注目!
私たちの席はちょうどその扉の位置の中央の席だったので
「えっ、ここから?」とそわそわ。
その扉が開いて、都さんの姿が少し見えたかと思うと
会場中からわーっと大きな拍手が!!
そして、そこから一番後ろまで行かれて、
私たちの席の横の通路を通って、大きな拍手に送られながら
恥ずかしそうに、前の壇上まで行かれました。
シルバーに黒のラインが入った、ノースリーブで
ウエストからスカート部分が広がったとっても素敵な
ワンピースで、髪はストレートでした。
すぐ横を通られたのですが、横から見ると
本当に細くてきゃしゃでした。
みんな、もうその時点で都さんの美しさに魅了され
拍手とともに思わず感嘆の声があちこちからもれていました。
早くも大興奮の会場。
前に着いた都さんに、司会の方の
関西にはあんまり馴染みがないんでしょうか?の問いに
「公演でお邪魔することはありますね。」
「公演ではもちろんあるでしょうが、これだけ多くの関西人に
囲まれることは初めてかもしれませんね。
これだけの関西人に囲まれた感想はいかがですか?」
「なんかすごいですね。」
関西人の素直な反応に、都さんも圧倒されていらっしゃった様子。

そしていよいよ本編の開始。
※録音禁止だったので、以下の内容は私の記憶で書かせていただきます。
だいたいのニュアンスで文章に起こしていますのでご了承下さい。

まずは都さんの2、3歳の頃の多摩川河川敷でのスナップ写真が映し出され、
幼少期から年代を追って、都さんの人生を色々聞いていくという形で進みました。
司会: この頃にはバレエは始められてたんですか?
都: まだですね。ちょうどバレエに出会った頃ですね。お友達のバレエの発表会を見に行って、私も踊りたいと。トゥシューズを履きたかったです。
それから最初はリトミックを始めました。音楽に合わせて踊るリズム体操のようなものですが、
楽しくて大好きでした。それに、自分ではバレエを習ってるつもりでした。段々とおかしいな、いつになったらトゥシューズ履けるのかな?と思いだして、お母さんに聞いてみました。それで、トゥシューズを履きたいということで、やっとバレエ教室へ行くことになりました。
それが小学三年生の時です。
司会 三年生からというのは遅いのではないかと思いますが、そのあたりはどうでしたか?周りのお友達より遅れているとかで、悲しくなったりはなかったですか?
都: 周りの皆から遅れていたので追い付くのに必死でした。必死だったので、悲しくとかはなかったてすね。
司会: そしてコンクールなどにも出場されるようになり、14歳でヴァルナ国際コンクールで6位、国内のコンクールでも1位になるなど、素晴らしい結果を残されていますが、なんといってもローザンヌコンクールでローザンヌ賞を
受賞されたところから、留学につながり、現在の経歴のスタートとなったんですよね。
ローザンヌはどんな感じでしたか?
都: やっぱりうれしかったです。自分の踊りに集中することができていたので
舞台で踊っている途中に照明が割れたのですが、全然気付かずに踊りきりました。
あとで、周りから照明が割れて大丈夫かな?と心配したけど……と言われて
そういえば、パリンという音が聞こえたな…くらいな感じでしたね。
司会:授賞式で名前が呼ばれたときは、信じられないという感じでしたか?
都:全てフランス語だったので、何を言っているのか全く分かっていなくて
わけのわからないうちに、前へ押し出されたという感じで、
えっ、何?私?…みたいな気持ちでしたね。
司会:海外留学できるのは、うれしい気持ちでしたか?
都:やはりバレエ少女にとっては海外留学というのは夢だったのでうれしかったです。
司会:そんな気持ちで実際行ってみてどんな感想でしたか?
都:ロンドンに行く前に、モンテカルロへサマースクールに行っていたので
モンテカルロは、明るくてきれいでとっても楽しかったのですが、
そこからロンドンへ行くと、暗くて、着いていきなりトラブルに見舞われたり
正直こんなところに住めない、と思いましたね。
学校が始まる前に、下見に行っておこうと思い、出かけたのですが
自分のイメージでは森の中に大きな建物があるホワイトロッジを
思い描いていたんですが、私が行くアッパースクールは
街中にあって、普通のビルだったので、わからず何度も通り過ぎて
おかしいなと探し回って、いろんな人に聞きながらやっとたどり着いて
えーここ?という感じでした。
司会:では最初はロンドンでの生活は辛い感じでしたね。
都:そうですね。言葉もわからないし、私の他は全員イギリス人で、下から上がってきた
子たちがほとんどだったので、私ひとりぽつんという感じでした。
それに、みんなは同じ年なのにお化粧もきちんとして大人だったのに
私は子どもだったので、先生からもダンサーは見られる職業なので
身だしなみはきちんとしなさい、お化粧も髪もきちんとしなさいと言われましたね。
司会:このままだとすごく哀しい感じですが、その中で楽しみとかは見つけられましたか?
都:スタジオにいるときだけは落ち着きました。
ただ、そのうちに周りの子たちが、この子の面倒をみなくては!という感じになってきてくれて
話しかけてくれたり、仲間に入れてくれようとするようになりました。
週末は自分の実家に連れて行ってくれたりもして、それは本当に楽しかったですね。
司会:よかったです!さっきまでのお話だと心配しましたが。
そのあと運命の出会いを果たされるのですが、ある日レッスンに2人のおじさんがいらっしゃったのですね。
都:普段からレッスンにいろんな方が見学に来られたりしたので、私は特に気にしなかったんですが
周りはなんだかぴりぴりした緊張感がありました。終わってからわかったのですが、
そのおじさんが、ピーター・ライトさんでサドラーズウエルズバレエのオーディションだったのです。
そこで、ライトさんに気に入って頂き、サドラーズに来なさいと言われました。
司会:ライトさんは都さんのどういうところを気に入られたのでしょうか?
都:それは私にはわからないのですが、分からずにのびのびと踊っていたのがよかったのでしょうが
いったい私の何がよかったのか今でもわかりませんね。(笑い)
司会:入団が決まって、どのように思われましたか?うれしかったですか?
都:うれしいというよりも、1年がんばれば日本に帰れるとそれを楽しみにがんばっていたので
えー日本に帰れないんだー、という気持ちでしたね。
しかも、スクールの卒業公演が終わってすぐにサドラーズに入らなくてはいけなくて
卒業して、一時帰国もできずにそのままプロ生活に入ることになりました。
サドラーズはほとんどツアーだったので、わけのわからないまま移動して踊って…
というプロの生活が始まりました。当時は何の情報もなく、プロとして踊る、
ということも何もわかっていませんでした。
スクールのときは、日々レッスンをして、舞台は年に何度かの特別なこと、という
感覚だったのが、プロはレッスンがあって、舞台に立つというのが毎日のことで
舞台が日常になるというのが不思議な感じでしたね。
司会:そんな生活の中、お怪我をされて舞台に立てない期間があったそうですね。
都:入団して半年たち、やっとソロで踊るチャンスが来た、そのときに
ケガをしてしまい、本当に悔しかったですね。しかも、まだ仮契約中だったので
どうしようかと思いました。
長くなったので一旦区切り、その2へ続く
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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