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2010.09.22 (Wed)

小さな村の小さなダンサー

このところすっかり更新さぼっていますが、
久々にネタができたので、更新です。
「小さな村の小さなダンサー」やっと見てきました。
すごく良かったです。
最初は、アメリカに来てからと、子どもの頃とが
交互に場面が変わり、少ししんどいなーと
思いましたが、すごくたくさんのことを
うまくわかりやすくまとめられていたなと思います。
バレエシーンも、見応えがあり、とても楽しめました。
バレエが出てくる映画では、舞台シーンを細切れに映されたり、
変なカメラワークで映されたり、いいところで終わったりと
ストレスがあったりするのが多いように思いますが、
この映画はそんなことはなく、ちゃんとそのシーンを
最初から最後まで見せてくれますので、バレエ目当ての方にも
オススメします。
以下ネタバレ

【More・・・】

ひょんなことから自分の意志とは関係なく
家族と故郷から引き離されて、見たことも聞いたこともない
「バレエ」をやるんだと言われ、レッスンが始まるが
最初は自分がいったい何をしているのかもわからず、
バカとののしられ、なんて理不尽なんだとかわいそうでした。
どうしても、母の気持ちになってしまうのですが、
お母さんは毎日どんなに心配したことでしょう。
文化大革命の中で、西洋の文化を取り入れたのに、
誰も本当に「バレエ」というものを理解していなくて
無茶な訓練をされ、ジゼルの舞台を見た江青の
「鉄砲はどこ?政治的表現はどこに?」の言葉には
びっくりでした。文化を文化として楽しむのではなく
全て政治的に利用していた中国の姿勢には唖然。
現在の状況を見ても、政治と文化や人民交流とを
切り離して考えることができないのは残念ですが…。
チェン先生だけが、本当のバレエを理解して愛していて
みんなに本物のバレエを教えたいと思っているが、
それが、反革命分子と見られ、学校を追われる。
チェン先生は、リーの才能を見抜いて、
彼にバリシニコフのドンキのビデオを残す。
このビデオの映像は、リーの頭にずっと残っていたことでしょう。
急遽ドンキのパドドゥを踊ることになったときに
この映像のイメージがあったから成功したのだと思います。
それほど、ミーシャの踊りにはやはり魅力がありますね。

最初の妻エリザベスの気持ちにも心打たれました。
彼の輝かしい舞台を見る時、彼女はいつも最初嬉しそうで
徐々に表情が曇り、哀しい表情になっていきます。
彼女は、踊りたいのに実力不足でリーと同じバレエ団には
雇ってもらえません。それでも、彼を支えようと思ったのでしょうが、
彼の舞台を見るたびに、なぜあそこで一緒に踊っているのが
私ではないんだろう。私が彼とあそこで踊りたいのに…。
という思いがずっとあったんでしょう。
この妻は、バレエ映画として誰もが見るであろう「センターステージ」
でヒロインを演じたアマンダ・シュレルが演じています。
彼の舞台を見ている複雑な表情は真に迫るものがありました。
その気持ちが手に取るようにわかりました。
結局は、自分が踊れる場を求めて彼と別れる。哀しいことですが。
そして、亡命してからずっと心にあった家族との再会は
感動で涙ぼろぼろでした。彼に内緒で舞台に招待し、客席で見てもらい
終演後、両親を舞台に上げて感動の再会という心憎い演出。
しかし、両親に初めて見せるのが、「春の祭典」というショッキングな作品。
もっと、白鳥とか普通のものを見せてあげてほしかったなーと
余計なことを考えてしまいました。
これを見たご両親は、本当にびっくりしたでしょう。舞台に上がった父が
なんで裸なのか?と尋ねたのはもっともなことだと思いました。
裸でこんなことをさせられているのか、と一瞬心配したのではないでしょうか。
まあ、とにかく彼の姿を見られてうれしかったからいいのですが。
客席にいる両親を見て、それでもプロとしていつもどおりレヴェランスする
リーのプロ根性はすごい。両親が舞台に上がってきてそばに来たとき
手を取り、崩れ落ちるようにひざまづいたところは
もう号泣してしまいました。これまでのいろんな思いが一気にきて
家族のために必死でがんばってきた、全身の力がふーっと抜けたのでしょう。
彼の踊りはその後は、きっともっと優しく素敵になったに違いないと
想像します。
しかし、ツァオ・ツィーはすごいダンサーですね。
これまで、名前は聞いていましたが、バーミンガムロイヤルも関西では
なかなか見る機会がなくて見ませんでしたが、こんなにすごいダンサーだったとは。
恐るべき身体能力と並外れた表現力を持ち合わせていて、自分の人生と
似ているから演技もしやすかったと語っているが、それにしても
素晴らしい演技力です。彼の存在なくしてはこの映画は成り立たなかったでしょう。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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