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2009.02.28 (Sat)

ハンブルクバレエ「椿姫」西宮公演その2

2009年2月26日(木)18:30開演 兵庫県立芸術文化センターKOBELCOホール

キャスト
アルマン・デュヴァール:アレクサンドル・リアブコ
マルグリット・ゴーチエ:ジョエル・ブーローニュ
アルマンの父:カーステン・ユング
ナニーナ:ミヤナ・フラチャリッチ
公爵:ヨロスラフ・イヴァネンコ
プリュダンス:レスリー・ヘイルマン
N伯爵:ヨハン・ステグリ
ピアニスト:リチャード・ヘインズ
マノン・レスコー:エレーヌ・ブシェ
デ・グリュ:チャゴ・ボアディン
マノンの崇拝者たち:ピーター・ディングル、ステファノ・パルミジアーノ、キラン・ウェスト
ガストン:アルセン・メグラビアン
オリンピア:カロリーナ・アギュエロ


まず、会場に入って息を呑みました。
舞台上にオークション会場となったマルグリットの部屋があり
ライトもついています。
映像版で何度見たかわからないあの部屋に置いてあったのと
ほぼ同じようなものたちがそこにあるのです。
それを見ただけで胸が一杯になりました。
思わず写真撮りたいなーとつぶやくと
会場係のお姉さんに休憩中舞台中とも写真撮影はご遠慮下さい
と笑顔で言われました。やっぱり…
気合いを入れまくりで取った席なので
前から6列目のすごく舞台に近い席です。
舞台下手奥にはピアノ、ピアノの上に椅子を上げてあります。
その前方にオークションの看板。これが何度も登場し
回想シーンと現在のシーンをわかりやすくしています。
舞台中央には長いす、そこにマルグリットの肖像画、
そしてその椅子の下にマルグリットの夏の帽子が落ちています。
舞台前方から垂れ下がるように大きなじゅうたんが2枚
斜めに置かれています。舞台奥にはあの鏡とその前に長いすがあります。
すでに始まる前からかなりテンションが上がっている私。
会場は1階はほぼ満席。斜め後ろの席には東京バレエ団の
高岸直樹さんがお一人でおられました。
そして、中央の左右に走る通路挟んで後ろのブロックの1列目に
ノイマイヤーさんはじめハンブルクの先生方がお座りになっています。
開演5分前のベルが鳴りドキドキしながら待っていると
会場が明るいままいつのまにかナニーナが舞台上にゆっくりと入ってきました。
だんだんと客席もそれに気付いて静かになり、客席の電気が落ちました。
ナニーナは中央のマルグリットの肖像のある椅子に近づき
下に落ちていた夏の帽子を拾い上げ、肖像の前にそっと置く。
競売の準備が始まり、いろんな人たちが部屋に入ってきました。
じゅうたんをくるくる丸めて2人一組で運んでいく。
ものすごくいろんな人たちが行き来するのがすごい。
すべて振付になっている。見事に部屋がどんどん片づけられた。
ムッシュ・デュバールがきた。マルグリットの肖像を見つめる。
公爵も来た。ピアノの上に置いてあった本のページをめくる。
アルマンがメッセージを書いてマルグリットに贈った
マノン・レスコーと思われる。ぱらぱらとページをめくり
おそらくアルマンのメッセージを見つけると
怒ったようにぱんと本を閉じてそばにいた人にばん!と渡して
怒りながら奥へ歩いていく。そして鏡をじっと見てその前の長いすに座る。
このへんの順番は記憶にないのですがすでにドラマは始まっている。
N伯爵がおろおろした様子で部屋に入ってくる。
持っていたものを落したり人にぶつかったりしながら。
そして、マルグリットの肖像を見つけ、はっとして
おずおずと手を延ばしてそれに触れようとする。
すると、あのピアノのメロディーが始まり、びくっとして伯爵は
手を引っ込めて泣きそうになりながら部屋から走り去っていく。

そして、すごい勢いでアルマンが部屋に走りこんでくる。
彼はマルグリットの手紙を旅先で受け取り、彼女の命が長くないと知り
とにかく彼女に一目会いたいという思いで急いでパリへ戻り、
マルグリットの家へ駆け込んできたのでしょう。
なので、そこに来るまでなんとか彼女が生きていることを願い
死んだということをまだ知らなかったのでしょう。
そして、部屋の中央でしばらく立ち尽くしたあと
確めるように部屋を見回し、オークションの看板を見つけ
2~3メートル離れた所でその文字を見ると
もうそれ以上近づくこともできず、顔を両手で覆い嗚咽。
そしてふらふらと力なく倒れた。映像版のようにばたっとは倒れなかった。
静かに音もなく倒れたのでお父さんが気付かないのでは
と心配しました。がなんとなく気配を感じ取り父がアルマンを抱き起こす。
そして、気がついたアルマンはお父さんに抱きつく。
すると、目線の先にマルグリットのあの紫のドレスを持っている人を見て
ふらふらと夢遊病のようにそちらへ行ってドレスを奪う。
そして、お父さんの傍に行き泣きながら回想シーンに入る。
舞台転換が本当に見事です。
映像版ではぱっぱっとシーンが変わっていくのを
舞台ではどのように見せるのかと思っていたら
舞台転換の時間を待つことは一度もなく
流れでさーっといつの間にか場面が変わっていく。
でも、なぜか舞台上のマノンを見ている舞台の幕が開いたり閉まったりする時
チンチンと鈴のような音がしました。きっと、幕が動くのを注意するために
音が鳴るようになっているのでしょう。そんなに大きな音ではないけれど
ちょっとなんだろう?と思ってしまいました。

アルマンはいつのまにかマントを着ていた。
ガストンと会い、挨拶を交わす。
たくさんの人が挨拶しながら行きかう。
気がつくとマルグリットがたくさんの崇拝者たちに囲まれて座っている。
アルマンはすぐに目を奪われる。
マルグリットはアルマンの後ろの人に手を振る。
でも、なぜかその2人は手を振り返さなかったです。
もっと他の人に振っていたのかな?
アルマンはマルグリットから目を離すことができない。
そして、私はそんなアルマン・サーシャから目を離すことができません。
なので、N伯爵がマルグリットのところに行って
色んな人から頼まれたにボンボンを渡すとことか目のはしっこでしか
見られませんでした。罪なサーシャ!ごめんなさい。ステグリ君。
ガストンに紹介してもらえると、嬉しそうにワクワクしながら行くと
からかわれて笑われて、一目散にそこから逃げ出す。
困惑した表情で、帽子とマントを持って帰ろうとするのを
ガストンになだめられてぷんぷんしながら席に座る。
マルグリットもなんだかアルマンのことが気になるようで
ちょっと意識している。
ここでおもしろかったのは、行き来する女の人たちがポワントで
つま先に立って歩いていた所。ちょっと気取った感じがした。
全員だったかはわからないです。例によって…ある人に釘付けで。
でも、マノンとデグリュの踊りはちゃんと見ました。
ブシェのすっごい存在感とすっごい美しい踊りには、目を奪われました。
すごく長くしなやかな手足で、添え物ではない踊りでした。
まさにその場での主役でした。このマノンがかなりの存在感を
感じさせないと劇中劇の意味がなくなります。
あれなんだったの?ってことになると思うのですが
立派に説得力を持った踊りを見せてくれて素晴らしかったです。
この後のアルマンとデグリュが同じ踊りを踊る所
すっごくよかったです。ちょっとサーシャの踊りがティアゴより美しすぎました。

マルグリットの部屋に呼ばれたアルマン。
ここのN伯爵おもしろかったです。
長いすに座っているマルグリットの椅子の背もたれに乗せた手に
なんとか触ろうと背もたれのはしっこから
指を歩くようにたりたりたりーって走らせて行って
マルグリットの指先にやっと触れそうな瞬間に絶妙のタイミングで
マルグリットはさっと手をどける。もうちょっとだったのに惜しいなーと悔しがる伯爵。
マルグリットはアルマンのほうを見ていたのでその手に
気付いてないと思いながら見ていたらさっとどけたので
うまいなーと感心しました。
色々あって化粧室に行ったマルグリットを追っていったアルマン。
いよいよ一つ目のパドドゥ。
サーシャのアルマンはとても情熱的。
憧れていたマルグリットに自分の思いのたけを全身でぶつける。
まさに、全身を使ってこれでもかこれでもかと何とか
自分の熱い熱い思いをマルグリットにわかってもらおうとしている。
そのアルマンの熱に引っ張られないよう
何とか冷静に落ち着こうとしているマルグリット。
アルマンは少し強引で相手に敬意は払っているものの
自分の気持ちを伝えたいという思いが強すぎて
性急な感じがする。この場面での関係性を見事に表現していたと思う。
マルグリットは、この人とならこんな私でも幸せになれるのかも?と思う。
そして、二人の愛の密約が交わされた印に椿をもらって
天にも昇りそうな幸せそうな表情で舞台上手側の花道の根元に座る。
この舞台は舞台左右に花道のような部分がありその真ん中あたりに
扉がありそこからも舞台に出たり、引っ込んだりというふうになっていた。
アルマンの座っている横には丸めたじゅうたんが立てかけてある。
色々幸せな空想にふけったり、眠ったりして
マルグリットの帰りを待つアルマン。
眠っている間にマルグリットが帰って来て
椿の花を置いていったのを目を覚ましてから気付き
慌てて嬉しそうに扉の方へ手を延ばすがすでに
マルグリットはいない。がっかり。
そして、次は帰ってきたマルグリットを起きて迎えて
激しくキスする。でもまた、出かける用意をしに
すぐに扉の向こうへ行こうとするのを行かないでよー
一緒に過ごそうよ、と甘えてみせる。
だめなのよーとマルグリットは嬉しそうになだめる。
扉の向こうへ消えたマルグリットの後をいつまでもいつまでも
手を延ばして必死で見ているアルマン。かわいすぎます。
そして、別荘地へ行くマルグリットを見送り
第一幕終わり。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

22:53  |  バレエ鑑賞  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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