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2008.12.30 (Tue)

どうしても語りたいルンキナのオデット像

今年も明日で終わりということで今年のまとめを、と思った時
すごく印象に残っていたルンキナとウヴァーロフの白鳥の湖について
どうしても書き留めておきたいと思い今更ですが…
6/17【火】大阪フェスティバルホールにて新国立劇場
主役にボリショイよりスヴェトラーナ・ルンキナ&アンドレイ・ウヴァーロフを迎えて。
ルンキナのオデット、オディール像が今まで見たものとは
かなり違う印象を受けてものすごく感動してしまいました。
ルンキナのオデットは見た目はとっても細くて、繊細で
弱い女性なんだけれど、見ているうちにだんだんと
凛とした強さを持っているのだと感じるようになりました。
今までのオデットのイメージでは王子様がやってきて
私を助けてくれる日を待っているというのがありました。
しかし、彼女のオデットは違いました。
ジークフリードがやってきても全く無視しながら
自由に空を飛んでいる。
警戒しているというよりも、眼中にない感じ。
きっとこのオデットは今まで何度もこんな経験をしているのだろう。
何人もの王子がやってきては
美しいオデットを永遠の愛を誓うのではなくつかまえようとする。
自分を愛してくれるのではなく、美しいものを我が物にしたいというだけだった。
そんな王子を信じて傷つけられたことが何度もあるのだろう。
そんな風に誰かに所有されるよりも自分は
白鳥姫としての運命を潔く受け入れて
白鳥たちの女王として自由に生きることを決めたのだと思う。
だから、ジークフリードが来ても無視して、ただ空を飛んでいる。
ところが、ジークフリードは今までの王子たちとは違っていた。
たまにそばに来た時はそっとやさしく手を差し伸べ
そっと支え、そして優しくまた空へと羽ばたかせてくれる。
決して自分のものにしようという気持ちはないみたい。
ルンキナとウヴァーロフのダンサーとしての関係も重なって見えた。
ルンキナには君の好きなように踊りなさい、僕がそれに合わせてサポートするから、
とウヴァーロフが言っている様に感じた。
彼の大きな手があれば回転でどんなに軸がぶれても
絶対立て直してくれるという安心感がある。
とはいっても、ルンキナは軸は全くぶれないので
輪っかにしているウヴァーロフの手はじっとしてても、その中で
勝手にするすると引っかからずに回っていた。

王子は最初はただ美しいものを見て目が離せなくなっている。
徐々にオデットが何か哀しい運命を背負っているのではないかと気付く。
僕に彼女を救うことができれば!と思う。
そのうちにジークフリードのことを
この方は今までの王子たちとは違うのかも?と言う気持ちがオデットに芽生えてくる。
やっとジークフリードのことを受け入れるオデット。
大人のジークフリードは優しくオデットを包み込む。
やっと二人の気持ちが通い合いよかったーと感動しました。

そして、ルンキナのオディールはまた独特でした。
王子を誘惑しよう!というムンムンな感じはなく、
自然体にさらっと踊る感じ。ガツンとジークフリードに強い目線を送ることもなく
さらっとした視線を送るだけ。
逆にこれが自信満々な感じに見えてきた。
特に必死にならなくてもこんな男私の魅力にかかればイチコロよ!って
いう風に見えてきました。
実際普通に踊っていてもめちゃくちゃ美しくてとりこになりました。
王子は最初は何かおかしいって疑っていたようにも思いますが
だんだんとそんなことすっかり忘れていつの間にか彼女に愛を誓ってしまう。

そして、許しを請うために再び湖に来たジークフリード。
それを迎えたオデットはそんな結末をわかっていたような感じ。
きっとこんなことも今までにあったのだろう。
ロットバルトはどんな手を使っても邪魔をしてきたのだろう。
今回もジークフリードを信じたけれどやはりダメだった、
でも、彼を信じたのは自分なのだからあなたには責任はない、
仕方ないことだったのよ、とジークフリードに言っている様だった。
ことさら悲しむことはせず、あくまでも冷静に
心配しないで、私は大丈夫といっているようだった。
結末はどうだったっけ?
そこんところの記憶はないのだけれど
とにかくひたすら美しくて哀しい主役の二人に深く感動しました。
ルンキナのオデットはきっと王子役のダンサーによって
全く変わってくるような気がするので
是非、復帰したらまた見たいと思います。
私自身の受け取り方も変わってくるかもしれないし、
ルンキナ自身も解釈が変わってくるかも。
いずれにせよ楽しみなダンサーです。
今年は、これで全部書けたかな?
順位をつけるのは難しいなー。
明日何か書ければいいのですが。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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