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2008.09.20 (Sat)

1幕のみのルグリ@アルブレヒト「ジゼル」大阪公演

楽しみにしていたやっと見られるという思いで臨んだルグリの全幕。
しかもジゼル!斎藤友佳理さんとのペア。
この1ヵ月間これを楽しみに生きてきたのに。
とても残念なことになりました。
shevaさまのレポでルグリの左足に異変があったと知り、
何とかこの日までに回復していることを祈りつつ迎えたこの日。
降板のニュースは出ていなく、会場に入る前もキャストの変更が
あった場合出ている看板もなくほっと胸をなでおろし会場の中へと。
幕が上がりルグリがマントを翻し舞台へ颯爽と現れる。
大きな拍手。やったー待ってました!
舞台が始まれば不安もすっかり吹き飛ぶような
一瞬たりとも気の抜いたパ、ステップもなく、
とても美しい足さばきで斎藤さんよりもルグリにばかり
目がいってしまいました。
悲劇がおとずれひたすら自分を責めながらマントを翻し舞台から走り去るアルブレヒト。
しかし、ジゼルは第二幕からが本当にルグリ、斎藤さんとも本領発揮の場。
期待にどきどきしながら休憩が終わり席につくが
時間を過ぎても中々始まらない。
少々不安がよぎりつつも、1幕を見る限りルグリに不安な感じはなかったので
冗談交じりに2幕から急に代役やったりして、
代役やったら誰がルグリの代わりできる?高岸さんがいるか。などと
言っていたら、舞台上の幕の前にマイクを持った男性が現れる。
えっ、と思っていたら「皆様に残念なお知らせがあります。」
「ま、まさか…」
「アルブレヒト役のマニュエル・ルグリさんが1幕で左足ふくらはぎを傷められて
2幕を踊ることが不可能となりました。大変残念がっておられますが代役は
高岸直樹が務めます。楽しみにして下さっていた大阪の皆様に申し訳ないと
ルグリ様よりお詫びの挨拶をしたいとおっしゃっていますので、どうぞ。
マニュエル・ルグリさんです。」
上下ジャージに着替えたルグリがマイクを持って登場。
客席からは大きな拍手。
申し訳なさそうな表情のままフランス語で挨拶。
「大変申し訳ありません。急な申し出にもかかわらず代役を引き受けてくださった
高岸直樹さんの応援をよろしくお願いいたします。」と通訳さんが日本語で。
もっと長いお詫びの挨拶でしたがショックでこれしか覚えていません…。
大きな拍手で見送りましたが、客席もしーんとして混乱した様子。
ルグリが踊れないと聞いたとたん、近くの席の方お2人は即座に席を立ち
会場から出て行かれました。そこまでしなくても…。と思いましたが…。

【More・・・】

驚いたのは、なんと全てのお客に返金するという太っ腹な配慮がありました。
普通、キャストの変更による代金の返金などには応じられません。
となっているし、1幕は踊ってくれたのでそんなこと考えもしなかったのですが、
帰りに手紙が配られて、後日チケット半券とこの用紙を送るか会場窓口へ持参で
BOX~Bは2000円、C1000円、D500円の返金で
送料、振り込み手数料も当方負担とのことでした。
なんとも、大変なことです。ここまでされたら気の毒にさえ感じて
文句を言う気にはなれませんが、やはり高岸さんにはルグリとは違います。
こちらの気持ちも萎えていたのもあるし、突然2幕からアルブレヒトに入り込むのも
無理はあるとは思いますが、一つ一つのパに丁寧さが感じられません。
歩く時に足音がどすどすしてちょっとがっかり、体のラインはきれいなのでうまくきまれば
とても美しいのですが、ムラがありジャンプの着地も静かな時とどすんの時があります。
急遽の代役なんで温かい気持ちで見守りたい気はありますし、
ルグリさまと比べるのは気の毒ですが、高岸さんも日本を代表するダンサーで
東京バレエ団のこれからを引っ張っていく存在なので、これくらいの指摘は許してもらいたいと
あえて、言わせてもらいます。ごめんなさい。

なんだか微妙な気持ちで見終えた舞台でした。

素晴らしかったのは木村和夫さんのヒラリオン。
テレビでも前回見たマラーホフの時も(多分)木村さんでしたが
今回改めて感心しました。
2幕の踊らされてふらふらになるところも美しさを残しつつもふらふらになり
最後のシェネもとても美しくてうっとりしました。
彼のアルブレヒトもいつか見てみたいです。
ミルタで見たかった井脇幸江さんはバチルド姫。
とってもきれいで威厳がありオーラがありました。
ジゼルに対しての、微妙な反応もとてもうまかったです。
木の長椅子に座る時も「え、ここに座るの?」と一瞬ひるんだものの
仕方ないわ、と座る時、ジゼルにかわいい娘ね、と言いながらも手にキスしようとしたら
ふっと自然に嫌な表情。身分の低い者に明らかな差別をすることは
高貴な彼女はしてはいけないと教育されていてそう心がけてはいるものの
とっさに本音が現れてしまう。嫌な女、とは感じられず、自然な反応だよねと納得させられる。
アルブレヒトとジゼルの関係を知った時も彼女なりにアルブレヒトのことを確かに愛していたから、
ショックを受けた感じでした。混乱して、取り乱したジゼルのことを見ることができない。

あと、ウィルフリードの野辺誠治さんの演技も良かったです。
最初からアルブレヒトの行動(世間知らずの女の子ジゼルみたいな娘めずらしくて
軽い気持ちでちょっかいかけて恋愛ゲームを楽しむ考えなしのおぼっちゃま)に
そんなことしたら、この先大変なことになるとわかっていて止めようとしている。
アルブレヒトのことも、ジゼルのことも本気で心配している。
アルブレヒトも悪い人間ではないのでジゼルを傷つけたとわかるときっと後悔する。
二人とも傷つくことになるとわかっていた。
狂乱したジゼルを見て初めて自分がどんなにひどいことをしたか気付いて
泣きついてきたアルブレヒトに対して「ほら言ったじゃないか。」と
突き放す感じではなく、心からどうしよう、と悩んでいた。
そのウィルフリードを見るとなおさら、アルブレヒトのおばかぶりが際立つ。
続きは、また
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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