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2007.07.28 (Sat)

グルジア国立バレエドンキホーテ

7月27日(金)東京文化会館
PM6:30~9:05(全て終了9:20くらい)
全3幕
キトリ:ニーナ・アナニアシヴィリ
バジル:アンドレイ・ウヴァーロフ
エスパーダ:ワシル・アフメテリ
ルチア(街の踊り子):ニーノ・オチアウーリ
メルセデス:マイヤ・イリューゼ
森の女王:ショレナ・ハインドラーワ
キューピッド:マリアム・アレクシーゼ

まずは、ほんっとにはじけた楽しい舞台でした。
ニーナとウヴァーロフも超ノリノリで大サービスしてくれました。
観客もノリノリで大拍手でした。
やはり、ドンキは楽しい!!ちょっとくらいミスがあってもそれを気にしているのがもったいないと言う気になります。
それでも、主役以外の皆さんも、実力的にも残念な所もなくて
心から楽しめました。

ファジェーチェフ版にニーナが改訂を加えたものなんで
テレビで放映された新国立劇場のザハロワ&ウヴァーロフのものと
大体同じ振り付けで、衣装も似ていたりしましたが、所々違っていて新鮮でした。振り付けも衣装も好きでした。
まず、オープニングの音楽が違いました。プロローグのドンキホーテの書斎の場面がなくて、幕に影絵のようなのでドンキホーテとサンチョパンサが旅に出て行く様子が映し出されていました。アニメのようでとてもかわいくて良かったです。
まずはニーナの登場で大きな拍手!会場中の「待ってました」という気持ちが拍手に乗っていました。舞台がぱーっと華やかになります。
やはり、華のあるダンサーです。生で見るのは初めてですが一層の存在感と輝きが感じられます。顔のラインも昔の映像で見ていたのよりシャープな感じで、体もしぼられていてとってもきれいです。踊り終わってまたまた大拍手。
そして、ウヴァーロフの登場でまたまた大拍手。舞台中央奥の高くなった所でポーズをとる。彼も生で見るのは初めてですが、ほんとうに完璧な体のラインは健在です。ちょっと足のラインが変わったかなと言う気がしましたが、帰って映像を見るとあまり変わってはいませんでした。

【More・・・】

怪我からの復帰直後なのに、これほどまでに体型が変わらないのは見事です。ほんとに驚くべき足の長さと美しさです。関係ないけど、ボッレは色々映像を見ると、そのたびに足のラインが変わっていてびっくりします。鍛え方を間違ってるのでは?と心配になってしまいます。
ちょっと、気を抜くと足ってすぐに筋肉がついてしまうので怖いです。
そんなことはさておき…。
ニーナもウヴァーロフも心からこの舞台を楽しんでいるのがわかりました。今日の舞台は絶対最高になると確信できました。
周りのダンサーたちもとっても熱のこもったダンスでそれに応えていました。男性ダンサーたちのダンスもとってもかっこよくて、すごーく大きいダイナミックな動きであるのに、早い音楽にもついていっててすごかったです。エスパーダもスマートで嫌味がないけど、とても粋でかっこよかったです。マントが他で見るより大きめに感じましたが、それをダイナミックに振り回してマントさばきもお見事でした。ドンキはエスパーダとメルセデスと街の踊り子(この二人は別の人のこともあるのだと初めて知りました)が素敵かどうかで、舞台のおもしろさが左右されるので(私の中では)大満足でした。1幕で出てくるのは街の踊り子で酒場で踊るのがメルセデスらしいです。街の踊り子も優雅で色っぽくてでも品が良くて素敵でした。
でもなんといっても圧巻はメルセデス。酒場での踊りはすごかった。後ろ向きに立って、ドレスの裾を両手で広げて上半身を後に反らせて、そのドレスの裾にすーっと頭を滑らせていく、言葉で言うとわかりにくいですが、見てて一瞬今何が起こった?とよくわからなかったのですが、2回目見てえーっとびっくり。それがすごく滑らかな動きなのでアクロバティックというより、とても美しかったです。ものすごく大きな拍手が送られました。
話は前後しますが、他のと違う点、1幕のバジルがキトリの足をとろうとするとこ。足をとろうとはするかわりに毎回リフトで最後に回すというのでした。あそこが結構好きなのでちょっと残念。
お待ちかねのバジルとキトリの友人との踊りもかっこよかったです。理想通りの踊りを見せてくれました。キトリの友人を優しくエスコートして拍手に応える姿も余裕があって男前です。かっこよすぎます。
キトリのカスタネットの踊りもさすがの貫禄です。すごかったのは連続ピルエットで闘牛士たちのマントの前を進んでいくところ。スピードも速かったけど、マントの動きと体の動きがぴったり合っていてマントの上を滑って行ってるかのように見えました。軸もしっかりしててブラボー。
そして、1幕のハイライトは片手リフト。一回目は5秒くらいキープ。二回目は5秒くらいキープしてから、そのまま前へ5歩くらい歩いてまた少しキープでやっと下すという技を披露。キープするつもりがよろっとしたのでそのまま前へ進んだ?と思わないでもないけれど、そこは考えずに素直に楽しむが勝ちです。歓声交じりの拍手を浴びて満足そう。
演者も観客も楽しんでます。
大熱狂のまま2幕へ。
2幕ではジプシーの野営地へキトリとバジルはいなくて、ロレンゾ、ドンキホーテ、サンチョパンサ、ガマーシュだけが探しに来て、人形劇を見る。劇を見て興奮したドンキホーテが剣を持って暴れてあげくに風車に引っかかって落ちるというものでした。風車に飛び掛っていくのではなくて、ちょっと風車に引っかかるとこがわかりにくかったです。
そして、夢の場面。キレイでした。森の女王は手足が長くてとても美しい方でした。ただ、少ーし動きに滑らかさが足りなかったかな?でもすごく丁寧に踊ろうとしているのがわかり、その辺は良かったです。手足の長さは財産なので充分に生かす方法を会得すれば素晴らしいダンサーになれる素材です。楽しみですね。羨ましいです。
それと、キューピットもすごく好きなタイプでした。キュートでかわいく踊るのがこの役ですが、ともすればやりすぎな感じにもなりがちで、うんざりという場合もありがちですが、このキューピットはやりすぎずにかわいらしく、品のある感じで大好きでした。
3人の森の精も4人の森の精もみんなきれいでした。奇をてらう人もいなくて、手と頭の角度もばらばらではなくそれなりに揃っていて、気持ち良く見ることができました。4人の方の左端のダンサーさんがとってもかわいくて好きでした。腕の上げ方、首の傾け方目線、全て私の思う理想的な形でした。私もああしたいのですよ。あれを覚えておきたいですね。自分のイメージと実際の動きがかなーり程遠くなってしまうのです。ニーナのドルネシア姫も文句なく素敵でした。いつもありえない技と思っていた前アティテュードで軸足を曲げながら進むところ、前に先生にあれってありえないですよね?と聞いたら、でもあれはポワントで立ちきらないで斜めに立ってバランスとるのでそんなに大変じゃないですよと言われそうなんだー、と思っていました。でも、双眼鏡で確認したところ、真正面に近い角度から観たのでそう見えたのかもしれませんがポワントで立ちきったままずっと進んでたように見えました。ポワントで立ちきってるなら、軸足をあまり曲げてはいないはずなのでかなりしんどいと想像するのですが、どうなんでしょう?ポワント超初心者なのでよくわかりませんが。
夢の場面から覚めると酒場の場面でそこにキトリたちがやってくる。
ロレンゾたちはそこへやってきて彼らを見つけて狂言自殺となります。
酒場でキトリがバジルの腕の中へダイビングするとこ、ニーナは思いっきり横っ飛びで勢い良く飛び込むので受け止めた後ウヴァーロフが2~3歩横へとととっと動くほど。あれほどの思い切りのよいジャンプは初めて見た。よほど相手を信頼してないとできませんね。狂言自殺では、最初からキトリには打ち合わせしてるみたいでなにやら耳打ちしてキトリは笑ってうなずいていました。彼は脇でなくてお腹の方を刺すふりをして倒れる前に自分でナイフを抜いて投げてました。そして、覗き込んだサンチョパンサの顔面をパンチします。このパターンは初めてです。パンサはこっちの方が痛そうでかわいそうだけど、ちょっとおもしろかったです。キトリがバジルの片手を胸の前で握ると、バジルはもう片方の手をパーにしてキトリの胸をむぎゅっと掴みます。ウヴァーロフは大きな手なのでとてもわかりやすくて、笑いをとってました。ここで笑いを取るのは結構難しかったりするのでこれは成功。しかし、ウヴァーロフは手がでかいです。背も高いし手足も長いのでこんなもんなのでしょうが、とにかく腕を上に上げてぱっと手を翻すとすんごく「手でかっ」といちいち思ってしまいました。そして、めでたく結婚を許されてめでたしめでたし。休憩をはさんで3幕は結婚式。
さてお待ちかねのグランパドドゥです。
主役二人の登場に改めて拍手。
ウヴァーロフは新国立映像版とほぼ同じ技でした。長ーい美しい足を開いたらほんとに迫力です。でも、何よりもずーっと思ってたのはウヴァーロフの回転って本当に美しいですね。ピルエットも跳んで回るのもピケターンもとにかく、回転の全くぶれない軸の美しさはいちいち感動します。彼は足を見てもわかりますが、必要以上に筋肉が発達していないので、上半身がしっかりしているのでしょう。上半身できちんと踊れてるので当然軸もしっかりしてるので回転がものすごく安定しています。やはり、バレエは上半身だと再確認。体の脇をしっかり鍛えなくては。
ただ、ピルエットアラスゴンドの時最後の方で、少しルルベに上ルのがつらそうで上がりきらずに2~3回転してました。やはり、足首の持久力がまだ完全じゃないのでしょうか。でも、これは舞台を積んでいけば戻るものなんで全然心配いらないでしょう。怪我から完全復活ですね。良かった。
ニーナのヴァリエーションはエシャッペエシャッペバージョン。貫禄で完璧にニーナのキトリです。最後のグランフェッテは扇ありでシングルシングル扇を頭上でひらひらでトリプル?のくり返しを最初の方進み後半はシングルシングルだったかな?ラストは音楽終わりより少し早く下りてあれっと思ったら最後はひざまずいてポーズというのでした。オリジナルでしょうか。あまり見たことのないパターンです。
グランパ締めは後からサポートのピルエットで止まり、サポート外してアラスゴンドでバランス、キトリはひざまずいてバジルは立ってのキメポーズでした。(多分、もしかして記憶違いならすみません)
もう大熱狂の大拍手のうちに終わりました。この後の拍手のすごかったこと。全くいつまでもおさまる気配がありません。カーテンコールでニーナは舞台中ほどの列にいた、橘バレエ学校の子供たちのところまで下がり彼女たちと手をつなぎ一生懸命前へ連れて行こうとしていました。すごく気遣いの人だというのが現れてました。会場から渡された花束をウヴァーロフは恭しく大げさに膝まづいて、ニーナに渡す。ニーナももうっという感じで笑いながらきどって受け取る。笑いがおきる。
幕前でのカーテンコールが最高でした。最初の方は普通にしていましたが、何度目かでフィッシュダイブする前の頭上リフトの形で幕前に現れて、思わず笑ってしまいました。そして、次はアラベスクのニーナの軸足を持ったリフトで現れました。ちょっとどこまでやるの?とまたまた盛り上がります。次は何?と期待していると、ニーナとウヴァーロフの間に手をつながれてニーナの娘さんが登場。グレーっぽいチュチュをつけてて超かわいいです。すごい歓声にちょっとびびった感じで困った顔でしたが泣きもしないでたいしたものです。それでも、拍手はなりやまず、次は普通に二人で出てきて大きく手を振りニーナが投げキッス。これでやっと拍手が収まりました。最初から最後まで本当に楽しませてくれました。何よりもニーナとウヴァーロフが心からこの舞台をこの役を楽しんで演じていたのが伝わってきて、会場全体もハッピーオーラに包まれていました。堪能させてもらいました。では、明日は大阪で白鳥です。キトリとバジルから正反対の二人はどんなものかまた楽しみです。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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