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2007.06.27 (Wed)

ラプソディインブルー名古屋公演

遅くなりましたが、6/22(金)愛知芸術劇場での服部有吉公演「ラプソディインブルー」を見てまいりました。
開演午後6時半、終演午後8時40分ごろでした。
間に20分間の休憩有。
まずは、一言で言うと最高に素晴らしい公演でした。
あと残すは6/30(土)大阪梅田芸術劇場での昼・夜2回を残すのみですのでもし迷われている方は、是非是非見に行ってください。
改めて、服部君の才能に感服しました。
子供から老人まで楽しめる舞台を作りたいという服部君のポリシーですが、前半のストーリー部分はちょっと難しい部分もあるかと思いますがラプソディインブルーは文句なしに子供から老人まで楽しめる舞台になっていました。その前半のダークな部分との、思いっきりのギャップがまた楽しませてくれました。
ほんとによくできた構成だなと、彼のプロデュース能力にも感動を覚えました。
あとは、ネタバレありなのでこれから見ようかなという方は見てからお読みください。

【More・・・】

愛知県芸術劇場大ホールは、初めてでしたが名古屋駅から地下鉄で5分で駅から地下通路でつながっていたので、雨が降っていたけれど快適に会場まで行けました。中々立派な建物でショップもアート関係の本やグッズなどとてもおもしろくて素敵でした。みるまえに夕食を会館内の食堂で食べました。古いホールなどにありがちな食堂っぽい風情だったのでちょっと心配でしたが、おろしそばを注文しましたら、さすが名古屋、みそかつが二つとなすもかつ風に上げた物がのっていました。それが冷凍でなくてちゃんと揚げ立てでおいしかったです。それはさておき、舞台の話。
まずは、指揮者が舞台に上がって待っていると徐々にオーケストラのメンバーが舞台上にそろい始める。1曲目の「月の光」の演奏が始まる。舞台上にダンサーが一人ずつ姿を現す。何が始まるんだろうと舞台に集中していると、すぐ横の通路をすーっと舞台の方へと歩いていく1人の男性。周りのおばさま方がざわざわして、「あんな堂々と歩いて出演者かと思ったわ」と声が聞こえたと思ったら、その彼がそのまま舞台上へと上がっていった。なんとラスタトーマスでした。その通路の横の席だったのですが、そんな演出とは知らなかったので隣を過ぎて後姿しか見ることができなかったのですが、その後姿はもしかしてラスタ?とわかりました。オーラがありました。開演前にその通路に荷物を置いていた方が席の下において下さいと注意されていて、厳しいなーと話していたのですがそれでなぞがとけました。
細かい流れは記憶が定かではないのですがストーリーとして私が感じたこととしてお読み下さい。
舞台上にダンサーがそろい、二人ずつ出会った同士が初対面のようでぎこちなく挨拶をかわしたり、そっけなく会釈したり、ぶつかり合ったりといろんな出会い方をしている。それから二つのグループに分かれる。ラスタと辻本さんがそれぞれのグループの真ん中でいじめられている。そして時が経ち、また、ばらばらになり、それぞれが舞台上を横切って歩いてまた二人ずつが出会う。みんなが少しずつ成長していて、少しずつコミュニケーションがうまくとれるようになってきている。ラスタと辻本はいじめられて、なぐられて、みんなに服をぬがされたようだ。その服を横に投げ捨てられる。そのシャツとズボンをはく。それから、みんなが大人になっていき、大人としての挨拶ができるようになってきた。そして、いじめられていたラスタと辻本がそれぞれのリーダーになっていく。きっと振り付けの才能をみんなに認められたのだろう。二つのグループはクラシックダンサー組みとモダン系とストリートの中間のよう。二人の主人公が、それぞれの性格を持っていた。実はほとんどラスタしか見ていなかったのだけど、ラスタが演じているのは服部君本人だと思った。トップランナーでの彼の話を聞いていたからそれに気づいたのだけど、子供の頃いじめられていてなぜこんなに殴られたりしないといけないんだろうと思っていたが、自分にも原因があったと気づいたという。ラスタ演じる彼は周りと同じでいようとはせず、わざと違うことをしてみたり、自分はお前たちとは違うんだよというような態度でいる。きっと、服部君もそんなだったのだろう。みんなと同じでいる必要はないけれど、自分とは違う周りの人たちのことも理解して受け入れる姿勢がないと、ただのはみ出しものになってしまうということかな。そのことを理解して初めて人とコミュニケーションをとることができる。そうして仲間が出来た。でも、振り付けに行き詰ってきてしまうと仲間たちからまた攻撃される。そして、結局自分は昔のままの自分なんだと気付いてまた自分の殻に閉じこもる。ラスタと辻本がそれぞれシャツを頭からかぶってひざをかかえてうずくまり、それぞれの傍らに一人がそっと座る。服部君は辻本さんの隣に。ここで注目したのは服部君のさすがバレエダンサーだと思った点。背中を向けて立っていて、そこから足を片足ずつ前に投げ出して座るのだが、その時に腰を下すまで左右の骨盤の高さは同じままでした。普通は片方の骨盤を上げてもう片方を床につけるけれど、バレエではそれはしない。左右の腰の位置は変えないことが鉄則です。やはり根っからのクラシックダンサーです。話はそれましたが、そこで、一部が終了して休憩。ちゃんと舞台構成を知っていなかったので、もしかしてこれでこの話は終わりなの?と悶々として休憩時間を過ごした。休憩後、さきほどの続きから始まったのでほっとした。あのまま終わられてはやりきれない思いですから。
オーケストラの演奏が始まり1曲が終わるまで、ダンサーたちはさきほどのままで、時折ラスタと辻本が小さく左右に揺れる。それが徐々に動きが大きくなり倒れそうになると横に座っている相手がそっと支える。顔を覗き込んだり、心配そうにするそぶりは見せずにさりげなく何も言わずにただ傍にいてくれる。とてもありがたい心から心配してくれている相手のよう。そのうち、かぶっていたシャツをそっととってくれてまた、リーダーの証のジャケットを着せられる。そして、また仲間が集まる。そして、また二つの集団と、ストリートダンサーの集団も出てくる。(ストリートダンサーたちはずっとちょこちょこ登場しているがあまり私は見ていなくて役割がよくわかりませんでした)クラシックダンサー組とモダン組とストリート組がばらばらになり、違う集団の者同士がそれぞれ2人ずつの組になる。そして、それぞれが相手に何かを受け渡していっている。与えた者与えられた者がまたばらばらになり少しずつ固まっていく。ストリート組を中心に、その外側にモダン組、さらにその外にクラシック組が円になり一つの固まりになる。ばらばらだったそれぞれが徐々に溶け合って一つの固体となっていった。空から大きな光で照らされていて、みんなで空を見上げて手を伸ばしている。これで幕。
後半は、挫折から仲間かまたは先輩かの支えもあって立ち直り、またやり直す。そうして作り出したものは、先人たちが残してくれたものから産まれたものであり、そうして受け継いだものを、さらに次の世代へと受け継がなければならない。どんな作品も自分だけで作ることは不可能だった。偉大な先人への感謝や、周りの人たちへの感謝、そしてその感謝の気持ちを次の世代へ繋げていく事がその感謝の気持ちを現す方法であるということだったように思う。すごく、感動的で未来への希望を感じた素敵な幕切れでした。かなり感動しました。こんなに、はっきりとストーリーを感じさせてくれた服部君はすごい。またダンサーたちの力もすごい。服部君は自分のいじめられた過去や思い出したくないような経験をここまでさらけ出せるなんてすごい。作品を作っていく段階でそんな経験もダンサーたちに話したのだろうし、なんて強い人なんだろう。その気持ちに答えようとダンサーたちも心から表現しようとした結果がこの舞台に現れていました。本当に素晴らしかったです。
踊りに付いても、特にラプソディインブルーについても色々書きたいのですが、あまりにも熱が入って長くなってしまったので一旦ここまでにして続きは、明日?
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

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