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2009.10.30 (Fri)

ダンスマガジン12月号に兵士の記事

ダンスマガジン12月号の吉田都さんの連載を毎回楽しみにしているのですが
今月号の記事には「兵士の物語」東京公演を見に行かれたと
いうお話と兵士の公演写真も載っていて感激です。
ちょうど、というか兵士の話題のためか「言葉」について
書かれていました。
アダムやゼナイダの台詞に感心しました、とのこと。
みんなとても発声がクリアで素晴らしかったです、とも。
マシューとは、都さんが95年入団でマシューは96年に退団したので
入れ違いでほとんど面識はなかったのでしょうね。
ゼナイダは妊娠中で、私服ではわかったふくらみが
舞台ではわかりませんでした、と書かれているので
楽屋へ訪ねて久々の再会をされたのでしょう。

他に兵士の記事はカラー写真2ページとレポ1ページで
マシューは最後の悪魔姿でジャンプしている写真と
酒場での4人が揃った写真がのっています。
ジャンプの写真は小さいけれどすごいです。
空中でしっかりいかにも悪魔の恐ろしいポーズ、表情を決めています。
瀬戸秀美さんの見事な一瞬をとらえた一枚です。
最後の1文が素晴らしいです。
「確かにこれは得がたい才能の持ち主たちの集合によって
初めて生まれえた作品なのだろう。
ダンスという枠に拘ることなく、クーパーらの出演する舞台が
今後も日本で観られることを期待したい。」
まさにその通りです。
このキャスト、スタッフでなくては成り立たない舞台でしょう。
こんなに素晴らしい上質の舞台を観られるとは
日本人でよかったとつくづく思います。

あと、ダンスマガジン主催ファンイベントは
ニュースのページにちょこっと載っていました。
マシュー、ゼナイダへのインタビューも欲しかったなー。
次回来日時にはぜひともお願いします。

あと、「首藤康之のいま」という特集がとてもおもしろかったです。
中でも印象に残ったのはベジャール追悼公演でボレロを踊ったときの話。
「ベジャールさんが亡くなったときに空いた大きな穴がゆっくり
一つ一つ埋まっていくのを感じ、これからやるべきことが
見えてきた」と語られています。
本当にこの人は舞台の上で生きている人なんだなーと
強く感動してしまいました。
他にも興味深い話がいっぱいだったので是非本誌でお読みください。
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テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

10:54  |  バレエ鑑賞  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2009.10.26 (Mon)

シルヴィ・ギエム「限界への挑戦」

10/24(土)NHKハイヴィジョンシアターで放送されたシルヴィ・ギエムドキュメンタリー
「限界への挑戦」を見ました。
昔のドキュメンタリーだと思って録画するつもりもなかったのですが
前日にNHKのサイトで見たら新しいものらしく、慌てて予約しました。
早速見ましたが、大変興味深かったです。
なんといっても、ギエムの「本物」を求める貪欲さ、フットワークの軽さ、
尽きることのない好奇心、というものに改めて感嘆しました。
オフィシャルサイトにも様々な場所に共演者たちと出没している様子が
写真でアップされているので、どこでも出かけて行くんだなーとは思っていましたが。
それに、日本でタクシーに乗り「銀座までどれくらいですか?」と
流暢な日本語で聞いたのにはびっくりしました。
日本文化に対する思いも語られ、外国の方々が憧れる
「日本の美」というものに私たち日本人は無頓着であることに
恥ずかしさすら感じながら見ていると、彼女からもそのような言葉があり
ドキッとさせられました。谷崎潤一郎まで読んでいるとは…。
「陰影に美を感じるのは日本人特有の感覚だ。しかし、今でも日本人は
そのような美を感じているのだろうか?」確かに今の日本の都会には
そのような感じは失われています。日本人の奥ゆかしさも全く感じられなく
なりつつあります。自己主張しなければ!という風潮になっていますが
奥ゆかしい中にも自分をしっかり持つことができるのでは?
そんなイメージでまっさきに浮かぶのは吉田都さん。
彼女が日本女性の代表としてイギリスにおられるのは
日本にとってものすごいイメージアップになっているはず。

話はそれましたが、ギエムに戻って
おもしろかったのは、ニコラ・ルリッシュと一緒に安藤忠雄建築の美術館に行き
身体の水分量を測ったところ。ギエムは26リットルで体重の半分くらいかしら?と言い
ニコラは47(?)リットルで、案内の人にギエムさんの倍くらいですね、と言われ
微妙な表情をするニコラに、ギエムは「ほとんどビールでしょう」と突っ込む。
苦笑いしたニコラは「ショコラ」と言う。「チョコレートは水分ちゃうやろ」と見ながら
突っ込んでしまった。ニコラはどうも、この測定の意味がわかっていなかったらしい。
でも、フランス人なのにニコラはワインじゃなくビール党なのか。
チョコも好きなのね。かわいいです。ニコラ。

あと、マリファント、ルパージョとの「eonnagata」の創作過程がおもしろかったです。
三人の天才同士が作品を産み出そうとすることの楽しそうな様子。
ほんとに楽しくてしかたなかったんでしょうね。題材の女装の騎士デオンも
知らなかったのですが、とても興味を引く存在で、これはおもしろいものになりそう
と思いましたが、どうも準備不足であれもこれもやってみたいことだらけで
まとめきれる時間がなく初日を迎えたような感じでしょうか。
やろうとしていること自体はすごくおもしろいので
是非、手直しして再演してほしいと思います。見る機会があるかどうかはわかりませんが。
ダンサーをやめたら陶芸をしようとか、庭師になろうとかいろいろやりたいことだらけの
ギエムですが、まだまだダンスの舞台から下りる気はなさそうです。
まだまだやってみたいことが尽きないようです。
本当に素敵でした。私ももっともっと好奇心を持って
日本に生まれたことを誇りに思えるように勉強しなくてはと
思いました。

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21:35  |  バレエ鑑賞  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2009.10.16 (Fri)

吉田都さんNHKニューイヤーオペラに

久々の更新ですが、特にネタがなかったので。
吉田都さんのバレエレッスンは毎週かかさず見ています。
大変勉強になりますね。都さんが何気なく見せてくださる
パがすごく美しくて、ひとつひとつのテクニックの生徒さんとの違いが
歴然としていて、生徒さんにはお気の毒ですが、
都さんの踊りがなぜ他の人と違うのか、なぜあんなに素敵!と
感じるのかがよーくわかるようになりました。
全てほんとの基礎の基礎のところ、例えば常にアンデオールを意識
5番におりるところはきちんと5番に、デヴェロッペで足を上げるときは
ひざを身体に引き寄せてそのままの位置で膝から下を上げる、
とかレッスンで必ず注意されるところがいかにきちんとできているかだ
大切なのと、それを意識することがずーっとバレエをやってきている
人たちにも難しいことなんだなーと思いました。
あの生徒さんたちがだめなんではなくて、そうすることが
誰にとっても難しいことなんですよね。
都さんにしても、それは常に意識しているからこそできるのだと思います。

さて、そんな都さん来年1月3日のNHKニューイヤーオペラに
ロバート・テューズリーと共に出演されます。
もちろんNHK教育テレビにて生放送されます。
何を踊られるのかわかりませんが、楽しみです。
チケットは前売り開始 2009年10月29日(木)10:00~
前売り所 ■電子チケットぴあhttp://pia.jp/classic/〈パソコン・携帯〉
0570-02-9999 〈音声自動応答予約 無休〉
(Pコード:337-236)

■イープラス
http://eplus.jp/〈パソコン・携帯〉
です。
今年のウィーンフィルニューイヤーは誰が出るのでしょうね。
そちらも楽しみです。
19:18  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
2009.10.04 (Sun)

東京バレエ団「ラ・バヤデール」西宮公演

10/3(土)18:00~20:45
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
ニキヤ:上野水香      ソロル:高岸直樹
ガムザッティ:奈良春夏   大僧正:後藤晴雄
ラジャ:木村和夫       マグダヴェーヤ:横内国弘
アヤ:松浦真理絵      ソロルの友人:柄本弾
ブロンズ像:松下裕次
侍女たちの踊り:矢島まい 川島麻実子
パ・ダクシオン:高村順子、佐伯知香、岸本夏未、阪井麻美、西村真由美、乾友子、高木綾、渡辺理恵、
柄本弾、柄本武尊
影の王国第1Va:田中結子 第2Va:佐伯知香 第3Va:高木綾

大好きなバヤデールを久しぶりに見ました。
本当は木村さん吉岡さんのペアで見たかったのですが、
西宮公演は高岸、上野ペアのみだったのでしかたありません。
水香さんのニキヤなので、それほど期待せずに見ましたが
予想よりも良かったです。舞台の出来としてはかなり良かったと思います。
この成功は、ガムザッティの奈良さんの熱の入った好演によるところが
大きかったのでは?と思います。
群舞もと~っても良かったし、東京バレエ団で初演であり
全員が初役でこのキャストでは2回目の舞台ということを考えれば
大成功だったと言えると思います。
東京バレエ団でこの演目がレパートリーになかったというのが
不思議なくらいなのですが、これからもたびたび上演してほしいと思いました。

バヤデール好きの私としては、この演目の良し悪しは
ガムザッティがいかに魅力的であるか、印象を残してくれるか
にかかっていると思っているのですが、この日の舞台はまさに
ガムザッティが良かったために、見ごたえのあるものに
なったという、私の考えを証明してくれたようなものでした。
奈良さんのガムザッティは、かなり気の強いお嬢様で
欲しい物は必ず手に入れる!というキャラクターでした。
何といってもその目力の凄かったこと!
ガムザッティはソロルと対面の瞬間から、彼の目をその目力で
一目でとりこにしてしまった。見た瞬間彼女の目から目を離すことが
できなかった。ガムザッティもその彼をじーっと見つめたまま
彼にエスコートされて椅子に座る。歩く間も座ってからも
ソロルの目から目を離さない。ソロルもまるで魔法にかけられたように
彼女の目から目を離すことができない。ものすごーく強烈な瞬間でした。
この目力に落ちない男はいないでしょう。
座っている間も見つめ合ったまま、時折侍女たちの踊りを見ましょう、
とガムザッティが余裕の表情で促すがまたガムザッティが見つめ
ソロルもぼーっとその目を見ずにいられない。
この目力だけで、この舞台はいけるなと期待が膨らみました。

大僧正も濃い~、暑苦しい、しつこい、変態親父っぷりが出ていて良かったです。
ラジャの木村さんもラジャでは、あの美しい身体のラインが見えなくて
とっても残念でしたが、娘を愛する父親の感じでとても良かったです。
対面させたソロルと娘がいい雰囲気なのを見て
「う~ん、いい感じじゃないか~い、いいねー」とご満悦の表情が良かったです。
苦行僧たちの踊りもとっても迫力があってよかったです。
ブロンズアイドルならぬ、ブロンズ像の松下さんもとってもきちっとした踊りで
好感が持てました。ジャンプも高くて軽くて、回転がものすごく速くてきれいでした。

影の王国の群舞は見事でした。一人一人登場してくるシーンを
見ているとあの音楽の雰囲気もあいまって、まさに幽玄の世界に
吸い込まれていくようでした。全員が舞台に並んでアラベスクをしたりと
動くシーンもみんなの動き、足の上げ具合、手、顔の角度など
よーく揃っていて本当にすごかったです。ゆっくりの動きなので難しいのに、
目立つほどふらつく人もいなくて、全員のレベルがものすごく高いのでしょうね。
ヴァリエーションも3人ともとーっても良かったです。
なんかぽーっとして見ていたので、細かいところまでは
覚えていませんが、みんな速い踊りもゆっくりな踊りも
慌てないで落ち着いてて、音にもぴったり合っていて、
テクニック的にも素晴らしかったです。

主役の二人について触れていませんでしたが
高岸さんのソロルは中々良かったです。
ソロルについてはルジマトフのソロルというのがあり
それは別格として彼のソロルには誰も近づくことはできないとわかっています。
なので、彼と比べることはしませんが、かなり思い入れがあるので
評価が厳しくなるのですが、おおむねよかったと思います。
最初はちょ~っと重いかな?と思いましたが
段々身体が軽くなって見えて着地も静かで合格点でした。
キャラクター的にもニキヤと愛を誓ったのに、ガムザッティの魅力と
ラジャの命令に逆らうこともできず、ニキヤには申し訳ないという気持ちで
ニキヤの顔をまともに見ることもできずに思い悩むところは
表現できていたと思います。ヴァリエーションもまずまずでした。

ニキヤの上野さんですが、思ったよりも良かったです。
今まで見た中では(全幕で見たのは初めてなのですが)
良くなっているのではないかなーと思いました。
彼女の踊りを見ていたら、真面目に一生懸命取り組んで
先生方から指導されたポイントはきっちり守って踊っているんだろうなとわかりました。
ここは、しっかりポーズをキープして、とか顔の向き、腕の角度
などはちゃんと合っているのですが、そこまで持って行く過程が
雑な感じがしてちょっともったいなーと思うのです。
全ての動きが音よりも速いんですよね、それで、最後のポーズが全て
音よりも早くできていて、でもその状態で長くキープできているので
帳尻あわせができているみたいなところがあります。
それに、ニキヤとしてはアラベスクに行くまでにもっと音をたっぷり使って
溜めに溜めて最後のポーズに手と足を持っていってほしいなーと
思うのですが、ぱーんと元気良く足を上げてしまっているのが残念。
オーロラのアチチュードとニキヤのアチチュードは最終のポーズが
一緒だとしても、そこに行くまでが違うはずだと思うのですが…。
一度驚いたのが、ソロルとの一幕の愛のパドドゥでサポートされながらの
後ろアチチュードでポーズ、の時にあまりにも足の跳ね上げ方が
元気良くて、それまで哀愁たっぷりに踊っていたのが突然別人のようで
オーロラ?と思ってしまいました。
今回は初役なので、これからもっと踊りこんで振りを自分の身体の中に
しっかり入れてから、自分なりの音取りというものを考えて踊れるように
なればもっと良くなるのでは?と思います。
まだ、次はこうしてこうして、ここでキープして、という感じに見えてしまいました。
都さんのバレエレッスンでよく指導されるようにここまではゆっくり行って
ぱんっとポーズを作る、みたいなめりはりがあればいいのになーと思います。
テクニック的には問題ないので、できちゃうと思うんです。
それと、あれっと思ったのは、婚約式でのニキヤの花籠の踊りで
あのクライマックスのテンポが速くなっての踊りがなかったが残念。
あそこがニキヤの最大の見せ場なのに
いよいよ、と思ったら座って籠に顔を近づけて…となったので
あれっ?という感じで蛇にかまれてしまいました。
ロイヤル版ではあったに、ミラノスカラ座版ではなくなっていました。
マカロワさんが改訂されたのでしょうがちょっと寂しい。

最後に、ガムザッティの奈良さんは婚約式のヴァリエーションも見事でした。
ものすごく自信にあふれていてゴージャスでした。
回転もとっても安定していてきれいです。
何よりも、足音がほとんどしないのです。大きいジャンプをした着地音は若干ありますが
どんっという音はしません。ふつうに踊っている時はなんだか
音を消して別の場所で踊っているのかと思うほど無音でした。
そして、二人の男性に足を持たれてリフトされるところは
もう圧倒的な存在感で、無茶苦茶、光輝いていました。
あそこでああいうリフトをするという振り付けの意味がはっきりわかりました。
私の美しさは何よりも勝ると知らしめているんだなと思いました。
本当に美しかったです。

神殿崩壊シーンもドラマティックですごくよくできていました。
あの岩が落ちてくるのがすごかったです。あれってどうやってるのかと思ったら
布を上から落としていたのかな?舞台上に布が落ちているのを見て
へーっと驚きました。映像で映しているのかと思ったのですが。

ともかく、総合的に見て大成功の舞台でした。
心なしか、ガムザッティへの拍手がヴァリエーションのあとや、カテコも通して
かなーり大きかったように聴こえて、ちょっとうれしかったです。
彼女の立派な踊りは賞賛に値すると思ったので。

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