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2008.11.26 (Wed)

ボリショイバレエ「明るい小川」滋賀公演

ボリショイバレエ団
「明るい小川」滋賀県立芸術劇場びわこホール
2008年11月24日(月・祝)14:00開演 1幕40分 休憩25分 2幕45分 15:50終演予定

キャスト
ジーナ:エカテリーナ・クリサノワ
ピョートル:アンドレイ・メルクーリエフ
バレリーナ:マリーヤ・アレクサンドロワ
バレエダンサー:セルゲイ・フィーリン
アコーディオン奏者:岩田守弘
女学生(ガーリャ):クセーニヤ・プチェルキナ

ボリショイの今回のツアーは地方からで明るい小川はこの日が日本初日。
とってもカラフルで楽しい舞台でした。
ダンサーの皆さんもとっても楽しんでノリノリの演技を見せてくれて大満足でした。

やはりこの舞台での見物は、フィーリンのポワント&ロマンティックチュチュ姿でしょう。
最高におもしろくて、大いに笑わせてくれました。
チュチュ姿のフィーリンが舞台にいる間中、ちょっとした動作、立ってるだけでも
とにかくおかしくて、ずっとくすくす笑いがおさまりませんでした。
男性ダンサーとしてはそんなにマッチョでもないフィーリンだと思いますが
首から肩のラインがものすごくたくましくてごついのです。
最初にチュチュを着ての登場はラ・シルフィードのように
両手を斜め上に挙げた状態で軽やかに舞台を横切っていくシーン。
これだけで爆笑です。バレリーナの特徴をうまーくとらえて微妙に大げさにして
まじめくさった顔でポーズをとるだけでとにかくおかしい。

マリーヤの男装姿もとってもかわいくてユーモアたっぷりでした。
1幕でフィーリンが踊った、男性ダンサーの振りも踊るのですが、すごくかっこよくて
フィーリンにも負けていないテクニックを見せてくれました。

他のキャストもとにかくクセのある人物ばかり出てくるのですが
皆さんユーモアたっぷりで楽しんで演じていて、笑わせてくれました。
特にアコーデオン奏者役の岩田さんはこの日が初役だったそうですが
大げさにかっこつけて若い女学生を誘う仕草と、犬に吠えられての
びびりっぷりがおかしかったです。
この日の舞台にはテレビカメラが2台入っており、貼紙によると
NHK12/9放送の「プロフェッショナル仕事の流儀」の岩田さんの回に
使う用の映像を撮っていたようです。
多分この日の映像がちょっとでも見られそうで楽しみです。

ジーナ役のクリワノワもものすごくテクニックがあるダンサーだと思いました。
この演目では普通のクラシックのテクニックを普通に踊るシーンはあまりなく
とにかく早いテンポの音楽に細かいステップやジャンプをたくさん埋め込まなくては
ならないので、相当なテクニックがないと見ていられないものになりそうです。
マリーヤと一緒に同じ振りを踊るシーンもあるのですが全く見劣りはしません。
とても、気持ちのいい踊りをするダンサーです。
「ピルエットの体の引きあがり方はものすごく美しくて
まさに上に上に伸びるつもりで回る」お手本のようなピルエットでした。

フィーリンとマリーヤも普通の踊りのシーンは少ないのですが
1幕ではフィーリンの代名詞とも言えるジャンプでの美しい足さばきも
ちょっとですが見られました。
マリーヤは1幕のコーカサス人とクバン人の男性達の競い合うようなダイナミックな踊りの
最後に激しいリズムに誘われたバレリーナが出て行って
高速グランジュッテで舞台を横切るそのグランジュテはものすごかったです。
すごく早いリズムでそれに少しも遅れずにきびきびとした、
まさにその足で空中を切り裂くかのような動きでした。

派手で豪快な群舞あり、笑いあり、様々なキャラクターありと
細かい所や、テクニックがどうだとか気にしないでとにかく楽しんで見る作品でした。
とにかく楽しむことに徹底できたのはみんなのテクニックが素晴らしいからなのでしょうが。
色々な登場人物がいて主役以外の人物も絡み合ってくるので
特に2幕はプログラムのストーリーを読んでおくとわかりやすく
より楽しめると思います。

ボリショイ公演は大阪の白鳥とドンキはほぼ完売なのですが
この日の舞台は狭い会場なのに客席がかなり空席が目立つ状態で
寂しかったのですが、反応は上々で拍手の音もすごく大きくて(笑い声も)
カーテンコールも大いに盛り上がり主役陣は何度もカーテン前に登場してくれました。
フィーリンはピョートル役のメルクリーエフと色々小芝居をしてくれました。
最初はカーテン前で挨拶をして先に引っ込もうとするメルクリーエフの胸に
こぶしをつきつけてさえぎり、火花ばちばちかと思ったらにっこりと和解して
がっちりと握手をして仲良く退場。
次は、引っ込もうとするメルクリーエフの前に立ちはだかろうとするフィーリンを
メルクリーエフはさっとよけて逃げさる、などして最後までサービス満点。
マリーヤもフィーリンと踊るのは残り少ないので思い切り楽しもうという気持ちが
表れていて、最初の舞台上での全員のカーテンコールで、フィーリンの頬にキスしたように
見えました。耳元で何かささやいたのかもしれませんが、ニコニコでフィーリンを見つめてました。
カーテン前にに出ての挨拶では、フィーリンに飛びついてチュッと頬にキス。
とってもかわいかったです。
それから、フィーリンが恭しくひざまづいてマリーヤの両手にキスをして、
マリーヤはそのフィーリンの後頭部にキスをするというとっても微笑ましい二人でした。
二人のパートナーとしての信頼関係が垣間見えました。
このペアがもう見られないなんて残念です。
フィーリンもマリーヤも中々関西に来てくれなくて、今回が二人とも生で見るのは
初めてでした。フィーリンはやはりまだまだ現役として踊って欲しいとつくづく思いました。
フィーリンは最後まで舞台上で客席にありがとうと言ってくれているようでした。
こちらこそ、この舞台まで踊ることを決めてくれてありがとうと言いたいです。
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2008.11.01 (Sat)

『Esprit~ エスプリ-ローラン・プティの世界-』

昨日ケーブルテレビのショップチャンネルにて
草刈民代『Esprit~ エスプリ-ローラン・プティの世界-』
の特集番組がありました。
草刈さんご本人が生出演されて1時間たっぷりと
この公演についての演目や自分の思い
出演ダンサーについても語られました。
大変興味深い番組でした。

私が一番注目していた出演ダンサーについては
全て草刈さんが自分で選ばれたそうです。

「イーゴリコルプ」について
彼は大変美しい踊りをされる方ですが、とても個性的でもあり
いろんなことに挑戦してみたいタイプの方で
プティ作品をこれまで踊ったことがないのですが
是非踊ってみたいと話していたので声をかけたところ、
是非参加したいと言って頂き
草刈さんがプティに彼を紹介し映像を見せたところ
プティさんも彼は大変素晴らしいダンサーだと気に入ってくださり
彼の作品を踊る許可をいただけたということです。
彼は「オットー・ディックス~切り裂きジャック~」で切り裂きジャックを踊るのですが
とても、楽しみにしていますとのこと。
もう一つは、マッシモ・ムッルさんと
『プルースト~失われた時を求めて~』より モレルとサン=ルー侯爵のパ・ド・ドゥ
という男性二人によるパドドゥを踊ります、とのことでした。
ムッルさんとコルプさんという世界のトップクラスのしかもミラノのダンサーとキーロフのダンサーが
一緒に踊るということは他ではなかなか見られないと思うし、
多分お二人は初対面だと思うのですが、このお二人で踊っていただけたら
素晴らしいと思い、依頼してみるとお二人とも快く受けてくださったので
大変楽しみです、と草刈さんも興奮気味。
私もこれを聞いて大変興奮してしまいました。
今までこの公演については、西宮も来るんだったら行こうかな~というテンションでしたが
絶対行かねば!!と俄然盛り上がりました。

ムッルについて
彼は若い時からプティ作品を多く踊ってきた方です。
彼とはプティ版「白鳥の湖」を踊るのですが、この作品は彼とアスィムラートワさんの
ために作られた作品で、2幕は彼のために振付されたものです。
この作品はプティさんから是非踊ってみたらと言われて、映像も頂いたのですが、
この作品では彼が白鳥を踊るんですが、大変美しくてまさに白鳥のようで
女性が踊るのとは違っていて大変素敵でした。
踊りたいと思いながら実現できなかったので日本で今回踊れることがすごくうれしいと。
彼とは、もうひとつアルルの女を踊ります。

リエンツ・チャン
彼は学校を出てバレエ団に入ってすぐにアリシア・アロンソのパートナーに
選ばれたという人で、女性を美しく魅せること、サポートに関しては非常に定評のある方で
踊った女性ダンサーがみんな大絶賛されるという方です。
彼と踊ると目をつぶっても踊れるんじゃないかというくらい、サポートの位置が的確で
とても踊り易いんでびっくりしましたとのことです。
このダンサーは私は知らなかったのですが、もう日本では見られない方のようなので
楽しみです。

この番組では東京2公演、名古屋、神奈川2公演のチケットを
神奈川はグリーンホールは1列目から13列、県民ホール1列から21列目を確約ということで販売されてました。
S席は2階やもっと後ろもになりますが、今日はセンターブロック確約だということでした。
他の公演については席は早い方から前からご用意とのことでした。
1時間の番組中に東京楽日、名古屋はソールドアウトになりました。
凄い人気です。でも、あの番組を見ていたら電話しなきゃ!と思わされます。
アナウンサーの方がすっごくあおり上手で、この公演のチケットはプラチナチケットになり、
一般発売が始まったらおそらくはほとんど入手困難になり、定価では手に入らないと思われます。
今すぐにお電話なさってください。
すぐにお友達ご家族にご連絡されてお席を確保ください。とものすごい説得力のある声で
訴えられるので、こっちまでどきどきしてしまいました。
西宮公演は販売なかったので焦る必要はなかったのに思わず電話したくなりました。
今サイトを見たら、まだ楽日以外は残ってるみたいですが。
名古屋も番組中ではソールドアウトになってたけどサイトではまだ購入可能のようです。
行かれる予定の方は、良いお席なようなのでこちらで入手もよいかも?

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