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2010.01.01 (Fri)

あけましておめでとうございます

2010年が幕をあけました。
皆さん良い新年をお過ごしのことと思います。
暖かい日が続いていたのですが、大晦日、元日と
ものすごーく寒くなり、強風が吹き荒れてました。
我が家には主人の父が鹿児島の南の島からと妹が鹿児島本土から
やってきています。よりによって寒くなってしまって
かわいそうなのですが、寒い中昨日は神戸の港めぐり
本日も初詣に行きました。
なので、昨日の兵士の物語も今日のウィーンフィルも
録画で、まだ見ておりません。
落ち着いてからゆっくり見ようと思ってます。
結局、兵士は再放送で普通の映像、大晦日はウィルカメラで
録画しました。ちょっと見たけれど、まったくウィルだけ映ってる
わけではなかったので、十分全体の流れはわかるようになっていたような
気がします。もっと、ウィルオンリーな感じかと思っていたので。
3日はNHKニューイヤークラシックコンサートも放映があるので
こちらも予約済みです。
新聞の番組欄にも、「吉田都ジュリエットを踊る」と出ていました。
あと、首藤さんの美しくなるバレエは見ましたが、
とっても素敵な映像になっていました。
なんか、イメージビデオっぽくて、首藤さんファンにはこたえられない
ものでしょう。私も首藤さんファンですが。
あんなに、優しい柔らかい声で指導されたら、
とろけてしまいそうです。女性に対してどんな指導をされるのかと
興味がありましたが、とっても丁寧に、照れて遠慮することもなく
熱心に指導されていました。ああ、やはり首藤先生の指導を
受けてみたいと思いました。すごく、指導する表現を工夫されているようで
自分が普通にやってきたことを、大人から始めてそれが自然にできない
人にどう伝えれば理解してもらえるかを、考えてくださっていますね。
私の先生方もみんなそれは考えてくださってますが、
そのボキャブラリーが、また独特な気がしました。
なんか詩的という感じ。
続きも楽しみです。
では、本年もこんな稚拙な文章で、個人的な感想のブログですが、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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テーマ : 日記 - ジャンル : 学問・文化・芸術

23:10  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2009.10.16 (Fri)

吉田都さんNHKニューイヤーオペラに

久々の更新ですが、特にネタがなかったので。
吉田都さんのバレエレッスンは毎週かかさず見ています。
大変勉強になりますね。都さんが何気なく見せてくださる
パがすごく美しくて、ひとつひとつのテクニックの生徒さんとの違いが
歴然としていて、生徒さんにはお気の毒ですが、
都さんの踊りがなぜ他の人と違うのか、なぜあんなに素敵!と
感じるのかがよーくわかるようになりました。
全てほんとの基礎の基礎のところ、例えば常にアンデオールを意識
5番におりるところはきちんと5番に、デヴェロッペで足を上げるときは
ひざを身体に引き寄せてそのままの位置で膝から下を上げる、
とかレッスンで必ず注意されるところがいかにきちんとできているかだ
大切なのと、それを意識することがずーっとバレエをやってきている
人たちにも難しいことなんだなーと思いました。
あの生徒さんたちがだめなんではなくて、そうすることが
誰にとっても難しいことなんですよね。
都さんにしても、それは常に意識しているからこそできるのだと思います。

さて、そんな都さん来年1月3日のNHKニューイヤーオペラに
ロバート・テューズリーと共に出演されます。
もちろんNHK教育テレビにて生放送されます。
何を踊られるのかわかりませんが、楽しみです。
チケットは前売り開始 2009年10月29日(木)10:00~
前売り所 ■電子チケットぴあhttp://pia.jp/classic/〈パソコン・携帯〉
0570-02-9999 〈音声自動応答予約 無休〉
(Pコード:337-236)

■イープラス
http://eplus.jp/〈パソコン・携帯〉
です。
今年のウィーンフィルニューイヤーは誰が出るのでしょうね。
そちらも楽しみです。
19:18  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
2009.10.04 (Sun)

東京バレエ団「ラ・バヤデール」西宮公演

10/3(土)18:00~20:45
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
ニキヤ:上野水香      ソロル:高岸直樹
ガムザッティ:奈良春夏   大僧正:後藤晴雄
ラジャ:木村和夫       マグダヴェーヤ:横内国弘
アヤ:松浦真理絵      ソロルの友人:柄本弾
ブロンズ像:松下裕次
侍女たちの踊り:矢島まい 川島麻実子
パ・ダクシオン:高村順子、佐伯知香、岸本夏未、阪井麻美、西村真由美、乾友子、高木綾、渡辺理恵、
柄本弾、柄本武尊
影の王国第1Va:田中結子 第2Va:佐伯知香 第3Va:高木綾

大好きなバヤデールを久しぶりに見ました。
本当は木村さん吉岡さんのペアで見たかったのですが、
西宮公演は高岸、上野ペアのみだったのでしかたありません。
水香さんのニキヤなので、それほど期待せずに見ましたが
予想よりも良かったです。舞台の出来としてはかなり良かったと思います。
この成功は、ガムザッティの奈良さんの熱の入った好演によるところが
大きかったのでは?と思います。
群舞もと~っても良かったし、東京バレエ団で初演であり
全員が初役でこのキャストでは2回目の舞台ということを考えれば
大成功だったと言えると思います。
東京バレエ団でこの演目がレパートリーになかったというのが
不思議なくらいなのですが、これからもたびたび上演してほしいと思いました。

バヤデール好きの私としては、この演目の良し悪しは
ガムザッティがいかに魅力的であるか、印象を残してくれるか
にかかっていると思っているのですが、この日の舞台はまさに
ガムザッティが良かったために、見ごたえのあるものに
なったという、私の考えを証明してくれたようなものでした。
奈良さんのガムザッティは、かなり気の強いお嬢様で
欲しい物は必ず手に入れる!というキャラクターでした。
何といってもその目力の凄かったこと!
ガムザッティはソロルと対面の瞬間から、彼の目をその目力で
一目でとりこにしてしまった。見た瞬間彼女の目から目を離すことが
できなかった。ガムザッティもその彼をじーっと見つめたまま
彼にエスコートされて椅子に座る。歩く間も座ってからも
ソロルの目から目を離さない。ソロルもまるで魔法にかけられたように
彼女の目から目を離すことができない。ものすごーく強烈な瞬間でした。
この目力に落ちない男はいないでしょう。
座っている間も見つめ合ったまま、時折侍女たちの踊りを見ましょう、
とガムザッティが余裕の表情で促すがまたガムザッティが見つめ
ソロルもぼーっとその目を見ずにいられない。
この目力だけで、この舞台はいけるなと期待が膨らみました。

大僧正も濃い~、暑苦しい、しつこい、変態親父っぷりが出ていて良かったです。
ラジャの木村さんもラジャでは、あの美しい身体のラインが見えなくて
とっても残念でしたが、娘を愛する父親の感じでとても良かったです。
対面させたソロルと娘がいい雰囲気なのを見て
「う~ん、いい感じじゃないか~い、いいねー」とご満悦の表情が良かったです。
苦行僧たちの踊りもとっても迫力があってよかったです。
ブロンズアイドルならぬ、ブロンズ像の松下さんもとってもきちっとした踊りで
好感が持てました。ジャンプも高くて軽くて、回転がものすごく速くてきれいでした。

影の王国の群舞は見事でした。一人一人登場してくるシーンを
見ているとあの音楽の雰囲気もあいまって、まさに幽玄の世界に
吸い込まれていくようでした。全員が舞台に並んでアラベスクをしたりと
動くシーンもみんなの動き、足の上げ具合、手、顔の角度など
よーく揃っていて本当にすごかったです。ゆっくりの動きなので難しいのに、
目立つほどふらつく人もいなくて、全員のレベルがものすごく高いのでしょうね。
ヴァリエーションも3人ともとーっても良かったです。
なんかぽーっとして見ていたので、細かいところまでは
覚えていませんが、みんな速い踊りもゆっくりな踊りも
慌てないで落ち着いてて、音にもぴったり合っていて、
テクニック的にも素晴らしかったです。

主役の二人について触れていませんでしたが
高岸さんのソロルは中々良かったです。
ソロルについてはルジマトフのソロルというのがあり
それは別格として彼のソロルには誰も近づくことはできないとわかっています。
なので、彼と比べることはしませんが、かなり思い入れがあるので
評価が厳しくなるのですが、おおむねよかったと思います。
最初はちょ~っと重いかな?と思いましたが
段々身体が軽くなって見えて着地も静かで合格点でした。
キャラクター的にもニキヤと愛を誓ったのに、ガムザッティの魅力と
ラジャの命令に逆らうこともできず、ニキヤには申し訳ないという気持ちで
ニキヤの顔をまともに見ることもできずに思い悩むところは
表現できていたと思います。ヴァリエーションもまずまずでした。

ニキヤの上野さんですが、思ったよりも良かったです。
今まで見た中では(全幕で見たのは初めてなのですが)
良くなっているのではないかなーと思いました。
彼女の踊りを見ていたら、真面目に一生懸命取り組んで
先生方から指導されたポイントはきっちり守って踊っているんだろうなとわかりました。
ここは、しっかりポーズをキープして、とか顔の向き、腕の角度
などはちゃんと合っているのですが、そこまで持って行く過程が
雑な感じがしてちょっともったいなーと思うのです。
全ての動きが音よりも速いんですよね、それで、最後のポーズが全て
音よりも早くできていて、でもその状態で長くキープできているので
帳尻あわせができているみたいなところがあります。
それに、ニキヤとしてはアラベスクに行くまでにもっと音をたっぷり使って
溜めに溜めて最後のポーズに手と足を持っていってほしいなーと
思うのですが、ぱーんと元気良く足を上げてしまっているのが残念。
オーロラのアチチュードとニキヤのアチチュードは最終のポーズが
一緒だとしても、そこに行くまでが違うはずだと思うのですが…。
一度驚いたのが、ソロルとの一幕の愛のパドドゥでサポートされながらの
後ろアチチュードでポーズ、の時にあまりにも足の跳ね上げ方が
元気良くて、それまで哀愁たっぷりに踊っていたのが突然別人のようで
オーロラ?と思ってしまいました。
今回は初役なので、これからもっと踊りこんで振りを自分の身体の中に
しっかり入れてから、自分なりの音取りというものを考えて踊れるように
なればもっと良くなるのでは?と思います。
まだ、次はこうしてこうして、ここでキープして、という感じに見えてしまいました。
都さんのバレエレッスンでよく指導されるようにここまではゆっくり行って
ぱんっとポーズを作る、みたいなめりはりがあればいいのになーと思います。
テクニック的には問題ないので、できちゃうと思うんです。
それと、あれっと思ったのは、婚約式でのニキヤの花籠の踊りで
あのクライマックスのテンポが速くなっての踊りがなかったが残念。
あそこがニキヤの最大の見せ場なのに
いよいよ、と思ったら座って籠に顔を近づけて…となったので
あれっ?という感じで蛇にかまれてしまいました。
ロイヤル版ではあったに、ミラノスカラ座版ではなくなっていました。
マカロワさんが改訂されたのでしょうがちょっと寂しい。

最後に、ガムザッティの奈良さんは婚約式のヴァリエーションも見事でした。
ものすごく自信にあふれていてゴージャスでした。
回転もとっても安定していてきれいです。
何よりも、足音がほとんどしないのです。大きいジャンプをした着地音は若干ありますが
どんっという音はしません。ふつうに踊っている時はなんだか
音を消して別の場所で踊っているのかと思うほど無音でした。
そして、二人の男性に足を持たれてリフトされるところは
もう圧倒的な存在感で、無茶苦茶、光輝いていました。
あそこでああいうリフトをするという振り付けの意味がはっきりわかりました。
私の美しさは何よりも勝ると知らしめているんだなと思いました。
本当に美しかったです。

神殿崩壊シーンもドラマティックですごくよくできていました。
あの岩が落ちてくるのがすごかったです。あれってどうやってるのかと思ったら
布を上から落としていたのかな?舞台上に布が落ちているのを見て
へーっと驚きました。映像で映しているのかと思ったのですが。

ともかく、総合的に見て大成功の舞台でした。
心なしか、ガムザッティへの拍手がヴァリエーションのあとや、カテコも通して
かなーり大きかったように聴こえて、ちょっとうれしかったです。
彼女の立派な踊りは賞賛に値すると思ったので。

テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

23:25  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2009.09.24 (Thu)

マシュー・ハート出演作品

兵士の物語で大活躍だったマシュー・ハートが見られる映像作品を紹介しておきます。
これまでの彼のファンならご存知の作品ですが、
今回兵士の物語を見て、マシュー・ハートというダンサー&アクターに
興味を持たれた方は是非ご覧ください。どちらも作品として素晴らしいものなので
見て損はありません。マシューの出番はどちらも少ないのですが、
彼の才能を垣間見ることはできると思います。

左のロイヤルバレエのマイヤリングは、アダム・クーパーも
4人の将校の一人として出演し、結構出番も多いです。
マシューはルドルフの側近の役で酒場でのほんの短いソロくらいですが
このソロがたまらなくうまいのです。
来年のロイヤルバレエ来日公演での予定演目にも入っているので
予習としてもどうぞ。

右側のヘンダーソン夫人の贈り物は、劇場のダンサーの役で、
ダンスマスターのような役回り。せりふはないけれど、マシューの
チャーミングなダンスと一箇所アップになり切ない演技も見せてくれます。
出演者がみんなとってもチャーミングで心がほっこりなる映画です。

ついでにウィル・ケンプが出演している映画ステップアップ2も。
私はこれにウィルが出ているのを知らなくて、偶然つい2週間前に
バレエ教室のお友達がこのDVD見て、おもしろかったよと
薦められてじゃあ借りてみようと言っていたものです。
バレエのレッスンシーンも結構あったというので見ようと思います。



テーマ : バレエ - ジャンル : 学問・文化・芸術

22:50  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
2009.09.23 (Wed)

兵士の物語@大阪 その2

まだ、幸せな気分でいっぱいです。
楽のジュースサプライズですが、
他の方のレポを見ると、マンゴージュースということになっていますし
姉もマンゴージュースだと言っているので、マンゴージュースだったようです。
でも、私の耳にはマシューがオレンジジュースと言ったように
聴こえたのですが、なぜでしょう?しかもアダムのセリフは
まったく記憶にないし、ウィルの様子も全く見ていませんでした。
マシューしか見てないし、マシューの声しか聞こえてなかったのですね。
字幕は全く見ていなかったので、字幕がサプライズに対応していたのか不明。
カード勝負の前にマシュー悪魔は舞台下手でうろうろしていて
いつもはゼナイダ王女と乾杯してシャンパンもどきを飲んだりしてて
シャンパンのボトルが横に置いてあるのですが、
この回では奥からマシューがオレンジの液体が入ったボトルを持ってきてて
ゼナイダの横に置いていて、あれ何だ?と思っていたら
あのサプライズでした。マシューは、わくわくしながら用意していたのでしょう。
なぜあのジュースだったのか?と思いましたが誰かが
あのジュースを嫌いだったのでは?と想像しましたが
ウィルがマンゴージュースを嫌いだったとか。
ウィルを引っ掛けるアダムとマシューの罠だったのか。

初日、夜の回で小ハプニングがありました。
老婆姿の悪魔の乳母車から、おそらく何かを出す時に
パールのようなののブレスレッドと思しきものが舞台センター付近に
落ちていたようで、気づいたウィルがそれを拾って、
悪魔が兵士にバイオリンを渡して、そそくさと帰る時に
慌てて、乳母車に投げ入れようとして投げましたが、残念ながら入らず
舞台上手側のテーブル横あたりに落ちてしまいました。
そのあとバイオリンを持ってのアダムとウィルのダンスシーンで
ちょうど上手側で踊るくらいの付近にあったので
それを踏んでしまわないかとはらはらしましたが、大丈夫でした。
そのあと、暗転して舞台からはけるときウィルがそれを拾ってから行きました。
二人がはけたあと、舞台上の本、破ったページ、銃、を片付ける役の
おじさんも、その辺りで一旦止まって床を見回していたので
そのことを分かっていてチェックしたのでしょう。
みなさん、すごい注意力です。

大楽で気づいたこと、酒場で悪魔が一度殺されたあと
引きずって上手側階段横あたりに倒れていた悪魔が
一度生き返って踊っている兵士にまた、襲いかかろうとして、
バイオリンの音色によって、また倒れた。

あと、初日夜は上手側のせり出し部分のかぶりつきの席だったので
ラスト近く、王女が兵士のことを聞かせてと言いながら座る椅子が
すぐ目の前にあり、目の前にゼナイダのポワントが見えたので
思わずがん見しました。すっごい大きい足です。でも細幅なので
サイズ以上に大きく見えるのでしょう。ポワントはプラットフォームが丸いタイプ
一般的に回転するのに楽なタイプといわれるもの。
右のみ、プラットフォーム親指寄りに穴を空けていたか、釘を打っていた。
たぶん音消しか、軽くするための穴かな?
前をかがったりはしていなくて、リボンの×点と同じ×にメッシュのゴムを
縫い付けてありました。足首のあたりをかなり補強しているよう。
普通は、もっと、甲のあたりにゴムを渡しているダンサーをよく見ますが
(私も甲の部分にしています)彼女は、甲が出すぎることもなく
すごくきれいにポワントの指の部分で立てています。
きっと、足の指もながーいんでしょう。
ものすごく強靭な足指&足低筋をお持ちだと思われます。
そのため、ものすごく軽く高いジャンプができるし、着地も静かなんでしょう。
ゼナイダは、手足がものすごく長いのに、全くそれを持て余すことなく
非常に美しくコントロールできています。しかも、動きがシャープです。
びっくりしたのは、婚約者のときはものすごく、切ない表情で
哀しい踊りをしていたのが、王女になると、何の悩みもない
天真爛漫わがまま王女で、めちゃくちゃおもしろい。
この二人の踊りわけはものすごかったです。
そして、王女の最初のシーンで、あの肩に首がのめりこんだ姿勢
ものすごーい背が低くなれるのってびっくりしました。
バレエダンサーは常に首を長ーく背骨を引っ張る、ということを
常にしていないといけないので、それを引っ込めるのってすごく
難しいことだと思います。
それに、彼女のグランジュッテの美しいこと。本当に息を呑みました。
アダムも美しかったです。アダムは大楽でのジャンプはちょっといまいちでしたが
それまでの二回ははっとするほどの美しいグランジュッテで
ゼナイダとアダムが続けてグランジュッテするシーンでは、
一瞬バレエの舞台になっていてうっとりさせられました。
ゼナイダは笑いのセンスも抜群でした。
タイミングが絶妙で笑わせるシーンではちゃんと笑わせることができる。
一番よかったのは、悪魔を倒したあとポーズをつけている兵士
に「ちょっと、ちょっと、早く私の手をとってよ」と手を伸ばすシーン。
あそこは毎回大きな笑いが起きていました。
私は、悪魔を倒したアダムが今までのおどおどした態度が一変、
突然、自信満々になり堂々として歩くシーンがかなり笑えたのですが
あそこではあまり笑いはおきていませんでした。
あの上手側でのバレエの王子ポーズ(右手を腰で、左手肘を肩の位置で曲げて
手のひらを下にして中指を軽く曲げ、人差し指を伸ばすバレエの手をして
あごを上げるポーズ)はかなーりおかしかったのに、なぜみんな笑わないのか?
普通にかっこよかったからかな?

もうひとつ、すごいなーと思ったのは、
悪魔が床をごろごろ転がり、その上をウィルが何度も飛び越えるシーン。
いつも、ウィルはマシューの体ぎりぎりの高さ、幅を飛び越えてて
今にもマシューを踏んじゃうー、ウィルがつまづくーとはらはらしてしまいました。
あのときのウィルはバレエダンサーでした。
美しいつま先で小さいグランパデシャの形で跳んでました。
つま先を伸ばして膝を曲げてからマシューの体ぎりぎりのところで
膝を伸ばしてぎりぎりの位置で着地して、横によけていく。
それを繰り返します。あのはらはら感が対決の緊迫感を
増幅させていました。なにげにすごいウィル。

ほとんどふれていなかったアダムですが、アダムも無防備な兵士の
キャラをよーく演じていました。あの能天気な笑顔が妙にはまっていました。
音楽に合わせて歩いたり、ほふく前進したり、腕立てしたりのところも
ほんとに音楽にぴったりで、シンプルな動きだけれどものすごく美しく
軽くこなしていて、ほんとに気持ちよかったです。
そして、あの背中を向けて手足を左右に広げて大の字でジャンプする
アダムジャンプ、あれを見たらあーアダムだーと懐かしい気持ちになりました。
あのアダムの兵士のキャラが悪魔を大いに引き立てていました。
アダムの役作りが良かったからこそ、悪魔のマシューの悪役ぶりが
あれだけ際立ったのでしょう。

カーテンコールでは全員満足そうな表情でしたが、
一番満足そうだったのはマシューでした。
そして、マシューは大体、アダムの上手側に立っていて
退場するときに毎回必ず、アダムの方にちゃんと手を差し出して
(アダムを讃える感じで)いたのが、素敵でした。
大楽最後のカーテンコールが終わったあと、舞台裏から
うおぉー!!みたいな雄たけびが聞こえてきて会場も
笑いにつつまれたのが微笑ましかったです。
みんな満足できたのがわかりました。

初日は、わりとアダムファン、バレエファンというよりは
演劇ファンとか、大人の客層だったように感じました。
そのような方々はアダムのイケメンぶりだとか、
あのスワンレイクのアダム、とかの知識がなかった分
素直に舞台として楽しんでいたようで、自然と笑いが起きたりで
いい感じの反応でした。初日、夜は後方席の一角に
バレエ教室の団体さんのようなバレエ少女とお母さんみたいな
集団がいました。あんな少女たちにこれを見せるなんて
本物を見る目を養うということでは素晴らしいでしょうが、
ロイヤルバレエ団のダンサーの踊りを勉強しに、みたいな感じで
連れて来たとしたら、大間違いなのですが、彼女たちはどんな
印象だったのか、きになるところです。

大楽は、アダムクーパーファンと思しき客層が多かったように思いました。
いつもは、最初に舞台に現れるウィルには、客席から拍手が起きて
やめなさいって!みたいにして笑いが起きるのですが、
楽では、ウィルには拍手が起こらず、アダムが登場したら
拍手が起きました。初めてのパターンでした。アダムは
いつものように、すっと出て、すっと引っ込んでいき無反応。
会場にはスワンレイクのアダムを見に来ましたという空気が流れていて
アダムのダンスシーンでは、何これ?こんなアダム?みたいな戸惑いの空気を
感じてしまい、なんだか緊張が走りました。
笑いもほとんど起きず、みんなが息を詰めてアダムが踊りだすのを
待っている、という感じでした。こっちまではらはらしてしまいました。
それが、やっと解けたのはカードゲームでのジュースの頃から。
大笑いが起きて、みんながこれは笑ってみる舞台なんだということに
やっと気づいたようでした。そこからは、普通に笑いも起きて
カーテンコールでは、口笛、ひゅーひゅーの掛け声もあり
大盛り上がりのうちに終わりました。よかったよかった。

最後に、うれしいニュース。
マシューに次の仕事は何?と聞いたところ、「僕にも分からない」との返事。
「でも、また日本に帰ってくるよ」あとで、他の方と話しているのを聞いていたら
「このメンバーでまた日本に来ると思う。ウィンドインザウィローズかピノキオか何かかな
と言っていました。今回の大成功で、このメンバーの出し物がシリーズとして
続くという話が出ているのでしょう。きっと。
本決まりではないでしょうが、そのような話があるのだとしたら、
今回の招聘元パルコ劇場さんにファンから熱いメッセージを送れば
それが実現する可能性がどんどん大きくなるということだと思います。
これは、内緒にしておくよりも公表してしまいます。
みんなで、プッシュプッシュしましょうね。早く彼らが日本に帰ってきてくれますように。

2004年5月から5年4ヶ月ぶりに再会したマシューは
あの時に比べて、とても幸せそうに見えました。
自分のパフォーマンスに満足できているからこそ、ものすごく
自信に満ち溢れていて、とっても堂々として見えてうれしかったです。
オンユアトゥズの時は、アダムがものすごい人気で、
彼の出待ちファンたちの間で出演者の一人というくらいでしたが、
(私のように彼のダンスに惚れ込んだファンもいたはずですが)
でも、今回はしっかりとマシュー・ハートという稀有な才能を持った
ダンサー・アクターを全員に印象付けることができたという自信が
彼のあのファンに対する態度に表れていたように思います。
今回で、マシュー・ハートファンは確実に増えたでしょう。
私は5年前から彼を応援し続けてきて、今回でもっと彼を好きになりました。
これからもずっと彼のファンでいられそうです。
幸い、またの再会を約束してくれたのでそれを楽しみに生きていこうと思います。

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